プレスリリース
今こそ、IT国産開発を加速しよう~2022年 社長年頭挨拶~
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目次
今こそ、IT国産開発を加速しよう~2022年 社長年頭挨拶~
皆様明けましておめでとうございます。平素より、アルサーガパートナーズをご愛顧いただいているお客様、株主の皆様、パートナー企業の皆様、従業員とそのご家族の温かいご支援を賜り、誠にありがとうございます。
新型コロナウィルスの脅威と闘いながらではありますが、皆様と新年を迎えられましたことを大変嬉しく思っております。
昨年は、官民主導によるDX(デジタルトランスフォーメーション)が推進され、ITを活用した新しい働き方や、ビジネスモデルの創出が各産業で広がる動きが多く見られました。
そして、この流れにパートナーとして伴走するアルサーガパートナーズが目指す「国内IT産業の向上」を推進していくためには、仲間の力が必要であることを強く認識した1年でした。
多くの仲間に恵まれた2021年
当社アルサーガパートナーズは、これまで国産開発にこだわり、事業を展開してまいりました。
この想いに賛同してくださったステークホルダーの皆様からのご投資や、フロンティアビジョンとの合併により、これまでよりも多くの仲間に恵まれることとなりました。
また、日本に在住する多国籍人材を積極的に受け入れている姿勢が評価され、政府プロジェクト「ビジョナリー経営2021」にも選出されました。
これも、さまざまなバックグラウンドを持った仲間たちが切磋琢磨し、お客様のためにより良いプロダクトを作ろうとする企業文化あってこそと考えております。
この結果、6期では大きな成長を描くことができました。多くのお客様からご愛顧賜り、売上高、従業員数ともに成長できましたこと、皆様のご支援に心から御礼申し上げます。
まだまだ微力ではございますが、私たちが規模を拡大していくことによって、「IT人材不足」という課題解決につながるのではないかと考えています。
国内のIT人材採用と育成を強化していくためには、国内IT開発への投資を促進し、現場を活性化させていく必要があります。ぜひ皆様にも、この挑戦の後押しを頂ければ幸いです。
IT産業をより付加価値の高いものへ
社会全体のデジタル化に伴いIT事業開発、サービス開発のニーズがも拡大し続けている一方で、IT人材不足は、依然として克服するべき課題です。
若者のなりたい職業ランキングでは「プログラマー」「エンジニア」が常に上位にランクインしており、多くの若者がIT技術者への道を歩みだそうとしています。
一方、現場経験の浅い人材を採用する企業は多くありません。
IT人材の需給ギャップを解消するために、オフショア開発により労働力が賄われている開発現場も多くあります。これまで他の産業でも見られていたように、海外への開発移転は、技術流出や教育体制の国内IT産業の空洞化のリスクをもたらします。
こうした問題は一企業にとどまらず、業界、ひいては国内全体へ影響を及ぼすことになります。何より、このままオフショア化が進行した場合、IT開発に情熱を持った若者が別の産業に就職し、貴重なIT技術者の担い手を失ってしまうことになるでしょう。
アルサーガパートナーズは、自社の利益だけではなく、今後のIT産業、ひいては日本経済の発展と人材の創出を視野に入れ、創業以来、「国産開発」に重きを置き、採用活動を続けております。
その先に国内IT産業が日本を代表する産業となり、より多くの公費がデジタル産業に投資される未来があると信じております。
加速する時代の変化の中で
私たちは、今後も、目まぐるしい時代の変化や進化の中で「国内IT開発を続けること」「IT技術者を目指す仲間を増やし続けること」、この二軸をぶらさず愚直に取り組んでまいります。
私たちのビジョンに集ってくれた仲間とともに、「IT産業に携わっていてよかった」と言い合える。お客様の成功のために心からコミットできる。
そのような世界を皆様と一緒に作っていきたいと思っております。そのために、私自身も進化していくつもりです。
この思いを2022年のスタートとし、さらなる飛躍を遂げてまいります。ぜひ私たちとともに、本当に使いやすいデジタルサービスを創出し、ITの力で便利になった世の中を目指しましょう。
引き続き、皆様方の温かなご支援をお願い申し上げます。
日本ヒューレット・パッカードやNTTコミュニケーションズなどの大手ITベンダーで技術職を担当し、システム運用やネットワーク構築などのノウハウを習得。 その後、クルーズ株式会社に参画しCTOへ就任。 2012年にITベンチャー企業を創業、3年で180名規模に成長。 2016年、ITサービス戦略開発会社アルサーガパートナーズ株式会社を設立。愛犬のアクアが癒やし。