【イベントレポート】生成AIの業務利活用に興味がある人必見！「生成AIが切り拓く次世代のプロジェクトマネジメント」開催

2024.09.17

Arsagaブログ

2024年7月28日（木）、IT業界で活躍を志す方々を対象としたイベント「アルサーガCheer Upプロジェクト」を開催しました。アルサーガパートナーズ（以下、アルサーガ）第一事業部・システム開発1Divのマネージャーである細野さんが「生成AIが切り拓く次世代のプロジェクトマネジメント」というテーマで登壇しました。

生成AIの発展は目覚ましく、活用の幅も日々拡大しています。しかし、IT業界における人材不足や企業への導入には依然として課題が残されています。そのような状況の中、スタートアップから成長した企業としてのフットワークを活かし、アルサーガでは生成AIを活用した業務改善に積極的に取り組んでいます。

今回のイベントでは、生成AIを活用した企業変革のロードマップに加え、プロジェクトマネージャーが抱える課題とリスクについて詳しく解説しました。さらに、アルサーガが生成AIを用いてプロジェクトマネジメントを向上させるために取り組んでいる次世代ソリューションについても紹介しました。

登壇者紹介

アルサーガパートナーズ株式会社

第1事業部　システム開発1Divマネージャー　細野　輝

大学卒業後、独立系SIerに入社。

メガバンクや官公庁のミッションクリティカルな案件にマネージャとして参画。その後、シンガポールなど複数国の海外赴任や、海外推進室室長や事業部長といった役職を務めたのち、今春よりアルサーガパートナーズに入社。

6月より第1事業部システム開発1DivのDivision Managerに就任し、新しい環境に挑戦をしている。

当日の様子

セッション1では、生成AIを活用した事業改革とPMの負担軽減施策の必要性について解説しました。2023年時点で生成AIの市場規模は106億ドルに達しており、2030年には2,110億ドルにまで成長すると予測されています。特に製造業、金融、通信・放送分野での著しい成長が見込まれています (*1)。

多くの企業が生成AIの導入に関心を寄せている一方で、実際に業務で有効に活用できている企業はまだ少なく、多くの課題が残されています。2024年までは「生成AIを知って試す」という段階ですが、今後はAIとの関係がさらに深まり、2030年までには生成AIを活用した事業変革が実現される未来が期待されると、細野さんは語ります。

特に、業界全体でプロジェクトマネージャー（PM）不足が深刻化しており、PMの負担増加や若手のPM志望者の減少が問題となっています。こうした状況を打開し、業務効率化とPMの負担軽減を図るためには、生成AIの活用が重要な鍵となります。

アルサーガでは、PMの負担軽減を目的としたいくつかの生成AIソリューションを展開しています。セッション2では、それらのソリューションに焦点を当てて紹介しました。例えば、商談や会議の議事録を自動生成するツールや、プロジェクト進捗における工数見積もりを支援するツールなどがあります。アルサーガでは、今後も生成AIを活用することで新たな価値を創出し、次世代のプロジェクトマネジメントを提供することを目指していきます。

(*1)生成AI市場の世界需要額見通しを発表-JEITA ：https://www.jeita.or.jp/cgi-bin/topics/detail.cgi?n=4724&ca=1

ピザ懇親会に特別ゲストが参画！

講義終了後には、ピザを楽しみながら自由に交流できる懇親会を開催しました。今回の懇親会には、登壇者や運営メンバーだけではなく、特別ゲストとして元Google社のCMOであり現アルサーガ副社長の松濤さんも参加しました。

参加者はPMの方に限らず、マーケターやコンサルタントなど、さまざまなポジションの方々が集まりました。各自の仕事現場での生成AIの利用実態や悩み、今後の展望について意見を交わし、とても有意義な時間を過ごしました。

参加者の声

多くの方から「満足した」との声をいただき、「プロジェクト管理の領域で、生成AIの実用性について学べました！」といった好評の声も寄せられました。また、懇親会では「生成AIのセミナーは多くありますが、生成AIとプロジェクトマネジメントをテーマにしたコンテンツは初めてで、とても興味深く話を聞けてよかった」という嬉しいコメントも直接いただきました。