デバッグ
読み方: でばっぐ
デバッグとは
不具合の基となるプログラム(ソースコード)の欠陥を見つけ、修正を行う開発作業のことです。
テストとデバッグの違い
「テスト」と「デバッグ」を混同している方をよく見ますが、これらは全く別の作業です。
「テスト」によってプログラム(ソースコード)の欠陥に起因する不具合を検出することはできても、その原因を取り除くことはできません。実際に不具合の原因を取り除く作業のことを「デバッグ」と呼びます。
※同様に「テスター」と「デバッガー」も業務内容が異なります。
現場の声(デバッグの語源)
今回原稿を執筆するにあたって、興味本位で調べたことですが、「デバッグ」の語源が面白かったのでご紹介します。
「デバッグ」という言葉は、1940年代にグレース・ホッパーさんが初めて使ったとされる説が有力なようです。
ホッパーさんはある時、コンピュータの中に蛾が入って不具合を起こすところを見て、それを修理した際に「虫(バグ)による不具合(バグ)を解決した」を「de-bugした」と作業日誌に記したそうです。(※)
今となっては当たり前に使われているIT用語なのがすごいですよね。
※出典:
デバッグ – Wikipedia
デバッグの語源 – SATT
関連用語
ソフトウェアテスト
テスター
デバッガ
<執筆・監修>
アルサーガパートナーズ株式会社 DX技術用語集制作チーム QA Div.
(2021年6月時点)