社員インタビュー
Uターン×フルリモート!福岡での理想の働き方と仲間との信頼関係構築の秘訣
社員インタビュー
Uターンで自分らしい働き方を!「人をつくるアルサーガ。」連載第53回は、サーバーサイドDivisionマネージャーの松原さんが登場です。
松原さんはアルサーガへの入社をきっかけに上京しましたが、現在はUターンをして故郷の福岡でフルリモートをしながらマネージャー業務をこなしています。
東京へ来た時にはすでに、将来はUターンして地元へ帰ると決めていた松原さんに、エンジニアを目指したきっかけや東京にあるアルサーガへの入社を決めた理由、フルリモートの環境で心がけているマネジメントについて話を聞きました。
目次
Uターンで叶えたチームコミュニケーションの理想の形
――松原さんは昨年から地元の福岡でフルリモート勤務をされていますよね。なぜUターンすることにしたのですか?
理由はシンプルですが、生まれも育ちも福岡だったので仲の良い友人がたくさんいることや、僕にとって福岡は暮らしやすい街だったので、東京で3〜4年働いたら福岡に戻ろうと考えていました。そして予定通り、4年目に突入したタイミングで戻ることを決意しました。
また、新型コロナウイルスの流行をきっかけに、東京でもほぼリモートワークをしていました。それであれば福岡でもっと広い家に住み、リモートワークの環境を整え、仕事のパフォーマンスをあげたいとも思っていました。
実際、福岡に来てからは自分に充てる時間が増え、毎日技術本を読むことができてますし、友人にパーソナルトレーナーがいるので、最近はトレーニングする時間までつくれています!
――現在サーバーサイドDivisionでマネージャーをされていますが、フルリモートでのマネジメントは難しい点も多いかと思います。工夫している点、心がけていることはありますか?
フルリモートでマネジメントをしているメンバーは少ないので、最初は難しいこともありましたが、メンバーとのコミュニケーションの機会をより積極的に作るように心がけたことで、今は問題なくマネジメントができていると思います。
マネージャーとしてチーム全員の状況を把握し、問題があった場合にはフォローアップすることが大切だと思っています。そのため、現在は2週間ごとに1on1を実施し、メンバーとの対話を増やしています。
1on1ではプロジェクトの進捗状況や個人のタスク内容、困っていることや必要なヘルプなど、細かいところまでヒアリングするようにしています。ただ仕事の話ばかりではつまらないと思うので、雑談も交えながらメンバーとのコミュニケーションを楽しんでいます。また、アルサーガには毎月多くのメンバーがジョインするので、その方々との関係構築にも非常に役立っています。
活発なコミュニケーションのおかげで、最近ではこの機会に相談をたくさんしてくれるようになったり、1on1以外の時間でもSlackやハドルで気軽に連絡をくれるようになったりと、メンバーとの信頼関係を築けているようにも感じます。
アルサーガは出社とリモートワークの両方を採用しているため、どちらの立場も配慮しながら常に情報共有ができる関係を築くことが大切だと思っています。フルリモートでマネジメントに挑戦している身として、これまで以上に働く環境がポジティブな方向へ進んでいくよう、いろいろと模索していきたいですね。
警察官を目指した過去がプログラミングの勉強に活きる
――現在はチームをけん引している松原さんですが、アルサーガへの入社時は実務未経験だったと伺いました。前職では何をしていたのですか?
アルサーガへ入社する前は警察官を目指していて、高校卒業後約3年間試験を受けながら、市役所の臨時公務員としてアルバイトをしていました。
僕には兄が3人いて、特に自分と一番歳の近い兄とは小さい頃から仲が良かったのですが、どんどんやんちゃな道に進んでいく兄の姿を見て悲しくなり、そういう人を減らしていきたいと思い、警察官を志しました。いつの間にか兄は僕にとって反面教師になっていました(笑)。
警察官の試験には一般的な公務員試験の内容に加えて、数的推理や判断推理、文章理解など特殊なものまであり、勉強も簡単ではありませんでした。
試験は年に2回、1次試験から3次試験まであり、毎回最終試験までたどり着くことはできたのですが、その先の合格まで勝ち取ることはできませんでした。ただ、この3年間に後悔はなく、今ではその努力を誇りに思っています。
警察官を諦めるのは簡単ではありませんでしたが、満足するところまでやりきれたので、6回目の試験時にこれで最後にしようと心に決め、区切りをつけました。
――なぜ、そこからエンジニアを目指すことになったのですか?
自分自身のスキルには特に目立ったものはなく、仕事の選択肢は限られていました。しかし、僕はわがままなので自分が楽しいと思える仕事しかやりたくなかったんです(笑)。
自分がやりたい仕事を探すために、まずは就職の幅を広げようと資格についていろいろと調べ始めました。すると、ちょうどその頃はインターネット上でプログラミングについて話題になっており、プログラミングスクールも増え始め盛り上がっている時期でした。
プログラミングについて調べていくうちに、自分たちが普段使っているアプリの裏で動いてるのがプログラムなんだと知り、少しづつ興味を持つようになりました。それまでパソコンもほとんど触ったことがなかったのですが、まずは勉強してみようとパソコンや参考書を買って学習していくうちに楽しいと思うようになり、どんどんプログラミングの魅力に引き込まれていきました。
――エンジニアを目指す前に、迷わずパソコンを買った行動力がすごいですね!
アルバイトの給料が入ったその日にすべてを使い尽くす勢いで買いに行きました(笑)。まずはやってみたいという気持ちが先行してましたね。
また、プログラミングにはまった理由として、裏方が好きということも関係しています。例えば、同窓会を開催した時は、幹事として計画をしたり人を集めて準備をしたりと、実現するまでの過程が好きでした。
だからこそ、世の中の動いてるシステムやアプリが、どのような仕組みでどういった過程を踏んで作られているのかを知ったときに、裏方が好きな自分に合ってるのかもしれないと思いました。
本格的にエンジニアを目指し独学で勉強を始めた時には、警察官の試験勉強で培った勉強する習慣がかなり活きました。3ヵ月間かなり集中して勉強に取り組み、ついにエンジニアとしての就活をスタートさせることができました。
福岡から渋谷まで足を運んだ面接の中で見えた、自己成長の可能性
――アルサーガへの入社の決め手も教えてください。
当時は福岡に住んでいたこともあり福岡のSESの会社で内定をもらっていたのですが、そこで働くことに迷いを感じていました。
そんなときに転職サイトでアルサーガを見つけたんです。アルサーガのWebサイトをなんとなく見ていたところ「ホームページからの応募で必ず書類選考通過キャンペーン」を実施していて、「これは応募するしかない」と思いました。どこの企業も書類選考から始まる中で、書類だけで判断せず話す機会をくれることが素直に嬉しかったですね。
何事も行動することが大事だと過去の自分から学んだので、面接はオンラインではなく福岡から渋谷まで足を運びました。「直接会って話したらこっちのもんだ!」と密かに自信も抱いていました(笑)。
そんな思いで一次面接に臨んだのですが、アルサーガの面接は単なる面接ではなく、成果物に対して強くアドバイスをくれたり、入社後にどのような仕事ができるのかなど、現実的なイメージを持たせてくれたことで、よりここで挑戦してみたいという気持ちになりました。「ここでなら大きく成長することができるのではないか」と感じられたことがアルサーガへの入社の決め手でした。
実際に裁量を持って働ける環境は、いち早く成長したいと思う僕には合っていました。やる気次第では技術選定や上流工程に携わることもできますし、プロジェクトチームリーダーや面接担当といった採用業務に挑戦することも可能です。
この環境のおかげで大きく成長を遂げることができ、今となってはディビジョンのマネージャーを任せていただいたことや、目標としていたUターンでの自分らしい働き方を手に入れることができたと思っています。
――最後に、今後挑戦していきたいことはありますか?
今在籍しているメンバーだけでなく、中途採用でジョインしたメンバーも安心して挑戦していけるためのフォロー体制を強化していきたいです。
受託開発である以上、納期優先になりますが、アーキテクチャや技術的なものに挑戦して取り入れていく姿勢も大事にしていきたいという思いがあります。
これは今日実行して明日変わるような簡単な話ではないですが、長期的に率先して安心して技術に向き合える体制をつくっていきたいですね。まずは、僕の立場を存分につかってもらい、いつでも頼ってもらえればと思っています。1on1で常にプロジェクトの内容をキャッチアップしているので、自らフォローできる体制も整えていく予定です。
また、今は中途採用の強化もしていて、採用業務にもかなりコミットしています。出社やリモートの両方がある環境でコミュニケーションの透明性を大事にしている方や、誰もが自分の意見やアイデアを自由に出し合え、新たな挑戦をしながら楽しく開発ができる心理的安全性を重視した環境作りに興味がある方など、たくさんの仲間を増やしていきたいですね!
――ありがとうございました!
(文=広報室 宮崎)
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