社員インタビュー
エンジニアは「勉強したい欲」を満たしてくれる、私にとって最適な仕事。好奇心旺盛な彼女が活躍するワケ
社員インタビュー
やってみたいと思ったら、まずは何でもやってみればいい。「人をつくるアルサーガ。」連載第86回は、サーバーサイドエンジニアの杉﨑さんに話を聞きました。
杉﨑さんは未経験エンジニアとしてアルサーガに入社してすぐ、自社サービスのPMを任されるなど、その活躍は目覚ましいものです。彼女の活躍の秘訣は、ズバリ、旺盛すぎる好奇心。自分の興味が赴くまま、なんと一級船舶免許までとってしまったとか…!
そんな杉﨑さんは、アルサーガの魅力を「出身も年代も違う、様々なバッググラウンドの人がお互いを尊重しあえる環境」だと語ります。今回は、杉﨑さんの仕事上の信念や好奇心の根源に迫ります。
目次
みんな個性が強いからこそ、互いの個性を尊重し高めあえる
――まず、これまでの経歴について簡単に教えてください。
6年制の薬科大学を卒業し、薬剤師の国家資格を取得しました。その後、治験を支援する企業に入社し、医薬品や医療機器メーカーとお仕事をしていました。
その会社の中で、私はデータマネジメントという業務を担当していました。様々な患者様から得られたデータの整合性チェックや、入力システムの仕様設計などをする仕事です。
――薬剤師の国家資格を持っていながら、なぜ薬剤師の道には進まなかったのでしょうか。
実は薬学部に入ったのも、薬剤師になりたかったからではなかったんです。「手に職をつけたほうがいい」という親の強い勧めで薬剤師の資格を取得しました。
薬の勉強をすることは楽しかったですし、知識があることは自分の人生にとって良いことでもあるので、大学時代は楽しんでいましたが、実際に実習をしていく中で「ここで働くのか」という不安が湧いてきました。
しかし、せっかく取った薬剤師としての資格を活用したかったので、薬学部の学生が多く就職する職業に入社することを決めました。
――そこからどのようにしてエンジニアという職業にたどり着いたのですか?
6年ほどその会社で働き、実力もつけてプロジェクトリーダーを任せてもらえるようになった頃に、激務で体調を崩してしまったんです。その経験が自分を見つめ直すきっかけとなり、「自分が本当にやりたいことをやれているのか」と考えるようになりました。
自分がしたいことに向き合った結果、思い浮かんだのが「ものづくり」です。前職の研修で少しプログラミングに触れた経験がありました。また、昔から自作のウェブサイトをつくっていたこともあり、その楽しさを思い出して、プログラミングの世界にもう一度挑戦してみたいと思ったんです。
ものづくりって、人の喜びや感情の変化に直接繋がるものだと思うんです。前職の仕事も広い括りで言えば「薬をつくる」ことではありましたが、直接医薬品の種を見つけたり、製品をつくる仕事ではなかったため、ユーザーの喜びに貢献できている実感はあまりありませんでした。
その点、プログラミングなどのものづくりはユーザーにより近く、誰かの課題を解決したり、幸福度を高めたりすることができると思いました。
――アルサーガを知った経緯についても教えてください。
仕事をしながら通っていたプログラミングスクールが、アルサーガをおすすめしてくれました。上場に向けて全社一丸で頑張っている点、業績が上がっている点などはスクールとしてもアルサーガを推した理由だそうです。
入社の決め手は、面接を担当してくれた先輩エンジニアの影響が大きいです。
一次面接でまだ内定も入社も決まっていない段階なのに、提出したポートフォリオに対して丁寧にアドバイスをしてくれたんです。まだご縁があるかもわからない状態にも関わらず、私の成長を思って時間をかけて添削をしてくれたことに衝撃を受けました。
その後の面接を通しても、「こういう人がアルサーガにはたくさんいるんだ」と感じられたので、入社に迷いはありませんでした。
――実際にアルサーガに入社してみての感想はいかがですか?
本当にみなさん親切に面倒を見てくださる方ばかりで、入社前に感じたこととギャップはあまりありません。
自分が学んできたことを下の世代に還元したい、と考えている人がアルサーガには多いように思います。
特に、アルサーガはエンジニア同士のコミュニケーションが活発です。今はエンジニアだけで300名ほどいるので、全員が顔見知りというわけではありませんが、案件が違ったとしても知見の共有などのやりとりは多くあります。
この社員インタビューでも皆さんが言っていますが、「人がいい」は私も本当によく感じる点です。
個性的で尖ってる人も多いですが、自分も尖ってるからこそ、相手の尖ってるところも認められるという感じがしますね。お互いに持っている個性を尊重しあえているような空気感に溢れています。
社長が一番尖っていますからね!(笑)みんないい意味で尖っていて、他の人の個性にも寛容なんだと思います。
――確かに、社長が一番尖っていますね。(笑)お互いの個性を尊重しあう空気感、私もしばしば感じます。
挑戦したいと思えば実現できる環境
――今取り組んでいる仕事について教えてください。
現在は二つの案件に携わっています。一つは行政の案件で、Laravelを使用して開発をしています。
もう一つはコンサル主導の案件で、データ分析基盤の構築をしています。こちらはがっつりコーディングをするような案件ではなく、お客様が持っているデータをわかりやすい形に可視化し、活用していただくことで業務効率化に繋げるといったことをしています。この案件では、凄腕のコンサルタントと一緒に仕事をしているので、これまでに経験したことのないようなコンサルのファシリテーション術を学べました。
エンジニアとしてだけでなく、様々なことを学べるのが、コンサルから開発までを一貫して取り組むアルサーガの魅力の一つだと思います。
――入社してからすぐに「ARSAGA INSIGHT ENIGINE」のチームリーダーを任されていた杉﨑さんですが、どのような経緯でリーダーをすることになったのでしょうか?
「ARSAGA INSIGHT ENGINE」のチームリーダーをやるようになったのは、入社してから4ヶ月ほどたった頃でした。未経験で入社したにも関わらず、いきなりリーダーに指名してもらい、とても驚きました。
このチームに入る前は他の自社案件に携わっており、そのチームは私も含めエンジニアの実務未経験の方が多かったのですが、そこでもリーダーを任せていただきました。そのチームマネジメントを代表である泰明さんに買ってもらい、「ARSAGA INSIGHT ENGINE」のリーダーも任せてもらえることになったんです。
――実際にリーダーをやってみた感想を教えてください。
大変であったことは事実です。未経験エンジニアが多かった前の自社案件とは異なり、「ARSAGA INSIGHT ENGINE」は先輩エンジニアも多く参加していましたし、30〜40名くらいが関わる大きなプロジェクトだったので、まず仕組みをつくることに苦労しました。
今はそのプロジェクトからは離れていますが、結果的にはその経験が私にとって貴重なものとなりました。挑戦しようと思えば実現できる環境であることを実感しました。
――先輩エンジニアともうまくやれていたのは杉﨑さんのすごいところですよね!杉﨑さんはどんな人ともコミュニケーションがうまくできている印象があります。何か心がけていることはありますか?
自分としてはあまりコミュニケーションが上手でないと思っているため恐れ多いのですが、アルサーガは多種多様な出身や年代のバックグラウンドを持つ人たちが集まっているので、そのことを尊重するようにしています。
他には、「義理を大切にする」ということを重視しています。どんな仕事も結局人と人との繋がりで成り立っているもので、どこでどのようなご縁があるかわかりません。だからこそ、どんな立場の人でも義理を大切にして、同じように接するようにしています。
――素敵です!他に仕事上で大切にしている信念があれば教えてください。
コミュニケーションとは少し離れますが、SOSを早めに出すことは心がけています。
これは前職時代に体を壊した経験を活かしていて、「あ、無理かも」と思った時に、大袈裟なくらい周りに助けを求めるようにしています。周りの人にとっても、自分一人で何もかもを抱え込んだまま体調を壊してしまうより、早めに助けてもらった方が迷惑がかからないですしね。
「ARSAGA INSIGHT ENGINE」でリーダーを担当していた時は、早めにSOSを出せたので、成長したなと感じられる出来事でした。
また、「悪い報告であればあるほど、早くする」ことも心がけています。エンジニアだと、バグを見つけた時に、自分が怒られることを覚悟しても早めに報告することは非常に重要だと思います。問題を放置すればするほど、悪化する可能性も高くなってしまうので。
――「SOSを早めに出す。」難しいことですが本当に大切ですよね。私も見習います!
「今が一番若い」いくつになってもそうだから、やりたいと思った時にやる
――杉﨑さんは仕事以外の時間はどのように過ごしていますか?
一緒に住んでいる家族とペットが一番大切で、休日は家族で一緒に過ごすことが多いです。家族と旅行をしたり、キャンプをしたり、比較的外で活動しています。
最近気づいたことは、旅行の際の移動の時間、飛行機や新幹線の中での勉強が私にとっては一番捗るということです。家やカフェよりも集中できるんです。良いリフレッシュになるので、家での自習が進まない人にはおすすめです。
勉強は好きで、広く浅く様々なことを勉強しています。基本的には技術の勉強が多いですが、今年の2月に急に取りたくなって、一級船舶免許を取得しました。
――?!一級船舶免許ってそんなに勢いで取れるものなんですか…?
勉強しました(笑)。
もともとダイビングが好きで、沖で潜る時はボートに乗るのですが、「船、いいなあ」と思ったんですよね。欲しいと思ったら行動せずにはいられないタイプなんです。
今は、気象の話に興味を持っていて、気象予報士の資格の勉強をしようと思っています。
――本当に好奇心旺盛なんですね…!シンプルに驚いています。そんな好奇心と行動力に溢れた杉﨑さんが、今アルサーガで挑戦したいことはありますか?
今はまだプログラミングの技術が足りないと思っているので、まずはそこを磨いていきたいです。それをやりつつ、今片足を突っ込んでいるリーダーとしての力もつけていきたいです。
他には、採用にも挑戦したいと思っています。私もアルサーガの面接官に背中を押してもらった経験があるので、様々な候補者の方と話し、応援する存在になっていきたいです。
――改めて、アルサーガの魅力を教えてください。
やはり、一番の魅力は人ですね。多種多様で個性的なメンバーがたくさんいて、それをみんなが受け入れている姿は、本当に素敵だと思います。
他には、自由な社風も私にとっては魅力の一つです。前職がかっちりした仕事だったということもありますが、アルサーガはベンチャー企業なので、自分の責任でできる範囲が多いと感じます。
その分、自分で考えて行動しなければならないという責任の大きさが伴いますが、好奇心旺盛な私にとってはそれもまた魅力的です。個々のスキルを高めて成長していくエンジニアにとっては、とても良い環境だと思います。
さらに、エンジニアという職種に魅力を感じています。前職の時は体系だって勉強する方法が少なく、経験がものを言う世界でした。私は好奇心が強いので、当時は「勉強したい欲」で毎日モヤモヤしていました(笑)。
一方でプログラミングの世界は、日々新しい技術が生まれるので、情報をアップデートして知識を吸収していかなければなりません。私の「勉強したい欲」が満たされまくっていますね(笑)。
――これからアルサーガに入りたいと思っている方に対して、メッセージをお願いします!
私はやりたいと思ったことはなんでもやってみるタイプです。一級船舶免許もそんな感じでとりました。
今「何かやりたいけど迷っている」という人に対して思うことは、「やってみたいと思ったらやってみればいい」ということです。案外なんとでもなります。アルサーガは面倒見がよく受容性の高い人が多いので、助けてもらいつつ、前に進むことができるでしょう。
迷っている時間があるのなら、まずは飛び込んでみればいいと思います!
私も未経験からのスタートでしたが、アルサーガは異業種で活躍していた人こそ、スピード感を持って成長できる環境なのではないかと思います。エンジニアとしてのスキルはこれからだとしても、それまでに積んできたビジネススキルや、その業界に特化した知識が消えるわけではありません。
よく、「今が一番若い」といいますが、いくつになってもそうです。だからこそ、やりたい時にやるんです。
――ありがとうございました!!
(文・編集=広報室 渡邉)
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