社員インタビュー
目指すは社長を100人輩出。百戦錬磨の取締役が語る、アルサーガの魅力とビッグな夢
社員インタビュー
アルサーガの取締役が語る未来とは?「人をつくるアルサーガ。」記念すべき連載第50回は、アルサーガパートナーズの取締役である、松濤(まつなみ)さんが登場です!
松濤さんは、近畿日本ツーリストを経て2000年にヤフー株式会社へ入社し、Yahoo!トラベル、Yahoo!地図、Yahoo!路線情報などの事業責任者を歴任しました。
2012年には、グーグル株式会社(現グーグル合同会社)の広告本部統括部長として旅行事業大手各社のマーケティング活動及びデジタル化を推進しています。
2015年11月より株式会社エボラブルアジア(現株式会社エアトリ)の取締役CMOに就任し、旅行サービス「エアトリ」の企画、サービス開発、マーケティングを一貫して実施し、サービス認知向上に貢献しました。
そして、2021年にアルサーガパートナーズに上級執行役員として入社し、2022年4月より取締役に就任、現在は会社の最前線で組織を動かしています。
なぜこのような多様な経歴を持つ松濤さんがスタートアップのアルサーガへの参画を決意したのか、社内でも不思議に思っている人は多いのではないでしょうか。
今回は、「人をつくるアルサーガ。」連載第50回を記念して、松濤さんから見たアルサーガの魅力や、ビジョンである “人をつくる” で大切にしている軸、アルサーガによって自身が “つくられた” エピソード、そしてアルサーガで抱くビッグな夢まで、ふんだんに話を聞きました。
目次
ダイソン級の人材吸引力を持つ代表に誘われ、アルサーガにジョイン
――アルサーガにジョインを決意した理由を教えてください。
まず、代表である泰明さんが自ら私を勧誘してくれたことが決め手の一つです。泰明さんとは、前職のエボラブルアジア(現株式会社エアトリ)時代から面識がありました。私が前職の取締役を退任してから半年ほど経った頃、泰明さんから「アルサーガに遊びに来ませんか?」と誘われ、熱心にビジョンについて話してくれたんです。このきっかけが全ての始まりでした。
泰明さんは人材を惹きつける能力に大変優れていて、その人材吸引力はダイソンをも超えると言っても過言ではありません(笑)。
特にスタートアップ企業にとっては、この人材吸引力はとても大切です。スタートアップの経営者は100%の業務のうち、30%が連続成長へのコミット、40%が非連続成長へのコミット、残りの30%が採用に充てるべきだと海外のIT経営者から聞いたことがありますが、この30%の採用活動を自ら率先して行うことができる社長は、会社の成長において非常に重要な存在だと考えています。
二つ目の理由は、アルサーガの社会課題に対する取り組みに共感したからです。アルサーガが掲げる「国内IT開発力の拡大」という取り組みは、日本のエンジニア育成を通じて国内の開発力を向上し、クライアントとなる日本企業にその開発力を提供することで、国際競争力向上に貢献するというものです。
私自身、かつてヤフーやエアトリにいた頃に、エンジニアの活躍によってビジネスの成功体験を得られたことが何度かあります。この経験をアルサーガで働くエンジニアに共有し、活躍の場を提供することで、アルサーガが考える社会課題を共に解決していきたいと考えています。
三つ目の理由は、社員のオープンさです。入社前に多くのメンバーと話していて、彼らの素直で魅力的な性格に驚かされました。企業としてより成長していくためには、社員自身が前向きに「活躍しよう」「成長しよう」と考えることが必要不可欠です。その点アルサーガの社員は成長意欲が高く素直に意見を聞いてくれるので、私の知見を還元することで素晴らしいチームをつくることができると確信しました。
泰明さんの想いを支えるだけであれば非常勤で協力するという選択肢もありましたが、フルコミットしようと思えたのはこの三つ目の理由があったからですね。この人たちと仕事をしたら大きく相互成長できる気がしました。これは当社のミッションである「相互成長」からとってきた言葉ではなく、当時、本当に思った言葉です(笑)。
座右の銘「至誠」に込められた想い
――松濤さんの大事にしている仕事観や座右の銘である「至誠」に込められた想いについても教えてください。
「至誠」という座右の銘は、出身地である伊豆下田の下田北高校(現下田高校)の校訓から引用しました。「至誠にして動かざる者は、未だ之れ有らざるなり」という言葉は、吉田松陰が好んだ孟子の一節で、「誠実な心で接する限り、動かすことができないものはない」という意味が込められています。
私は、クライアントワークやチームマネジメントにおいてもこの考え方が全てだと思っています。常に誠実に思っていることを100%伝えることで、相手にそれが伝わり、動かすことができるという考えです。つまり、相手が動かないときは自分の誠意が足りないということなんです。私にとって「至誠」は、信頼を築いて自己成長をする、ビジネスを成功させる上での重要な要素です。
この「至誠」を貫くために、「ご機嫌はマナー」と思うことを心がけています。食べ物を残さないなどの一般的なマナーと同様に、頑張ってご機嫌でいるのではなく当たり前にご機嫌でいることを普段から意識するようにしていますね。
また、吉田松陰は国のために無謀にも黒船に乗り込み知識を得ようとチャレンジした人物でもありますが、日本を元気にするためにチャレンジしているアルサーガと似ているところがあるなと、縁の深さも感じています(笑)。
今がチャンス!どんな挑戦をしたいのか、どんどんアピールしよう
――松濤さんからみたアルサーガの魅力について教えてください。
アルサーガの魅力は、理念を掲げるだけでなく、常にそれを実践し続けている点にあると思っています。
まず、代表である泰明さんがそれを実践しています。代表とは前職時代に一緒に仕事をしたことがありますが、航空券予約サイトNo.1のエアトリを支えるインフラ構築計画の策定や実行、各種プログラムの見直しの過程においては、泰明さんと、今もアルサーガにいるエンジニアのみんなが設計と開発を実行し、ビジネスを変えるいい例を何度も見せてもらいました。
アルサーガに参画してからも、取締役の渡邉さんが率いる熊本フロンティアビジョンとの共同経営や、JPさん率いる優秀なコンサルタントのジョインなど、常にアルサーガの魅力と実力を最大化するための行動を続けています。これにより、アルサーガが全国の企業に提供できる範囲が「開発力」にとどまらず「戦略構築力」「戦略実行力」まで拡大し、さらなる成長の糧になっています。
加えて、毎月600名超のエンジニアからの応募があり、従業員1万人を目指して事業拡大する基礎体力は十分にあると思えるほど成長を遂げています。
泰明さんだけにとどまらず、一緒に働くメンバーも魅力的な方ばかりです。採用の加速とともに価値のある面白い人材がジョインしてくれていますが、それに対する既存のメンバーの受け入れ体制も柔軟で素敵だと思っています。
新しいメンバーに対してもこのように素直に接する姿勢は、組織や企業が変化に対応している証拠で、イノベーションを促進するために非常に重要なことだと思っています。
――今のアルサーガについて思うことがあれば教えてください。
アルサーガというコミュニティに参画したことで自分は何を成し遂げたいか、達成したいかをもっとアピールして良いと思っています。
スタートアップに参画している最大のメリットは、「ルールが決まってないから(コンプライアンスを守っていれば)なんでも決める、すぐに変える提案ができる」ことです。当社には社員のレイヤーに関係なく、皆が提案できる環境があります。
おそらく従業員数500人を超えたあたりから、この環境を維持するハードルはどんどん高くなっていくと思うので、今こそ自分のしたいことを存分にアピールしてほしいですね。会社を一緒につくっていく、一番楽しいフェーズだと思います。
さらに、現在のアルサーガは社員の人数と比べてクライアント数や案件の規模が大きいものが多いため、大企業に所属する場合と比べて高い次元の課題解決に挑戦するチャンスが多いという良い機会に恵まれています。
何にでも挑戦できる、しかも好機に恵まれている環境なので、自分のしたいことをもっともっとアピールして欲しいですね。
メンバーの希望にとことん耳を傾けることが、「人をつくる」に繋がる
――アルサーガのビジョンは「人をつくる」ですが、組織づくりにおいてどのようなことを意識していますか?大事にしている軸などを教えてください。
個人で大事にしている軸としては、メンバーの希望をとことん聞くことです。もし希望が出てこなくても、出てくるまで何度も聞きます。そして希望を聞いたら、その希望をどう叶えようとするかまで約束するように努めています。実現できない要望であれば、代案を提示することもあります。その約束を守り、実行できるまでのサポートをしたり、実行できていたら賞賛したりするのが私やマネージャーの役目だと考えています。
これはGoogleに勤めていた時の経験から得たもので、私自身、上司や同僚から「どうしたい?」「何がしたい?」「何に困ってる?」と、とにかくたくさん希望を聞いて叶えるチャンスを貰い、その結果40歳からでも成長できたと自負しています。特に英語力(笑)。
チャンスを与えてくれる環境が大切だと学びました。そのチャンスに対して行動するかどうかは自分次第ですが、成長する過程においてこのチャンスの機会を創出し、提供しつづけることを大切にしています。
組織においては、個の活動よりもチームで活動することで生まれる価値を追求することが大切だと思っています。
組織のリーダーや優秀な特定のメンバーが、自分自身で作業を行うほうが効率的であるからといって、全て自分で実行してしまうのはいい組織とはいえません。組織である以上、チームだからこそできることや、チームでやることの意味を考えることが大切です。そのようなマインドセットをしてあげることが私の重要な仕事だと思い、行動しています。
また、チームで達成した成果を他のチームに伝えるための情報共有の機会をつくることも大切です。成果を自慢しないと伝わらないので、社内でどんどん自慢してほしいですね。
――アルサーガにジョインしてから松濤さん自身が「つくられた側」のエピソードがあれば教えてください。
アルサーガとクライアントの皆様とでつくる協業機会によって、私個人も新しい人間関係やビジネスの機会を多く得ています。その結果、新しい文化や価値観、知識に触れることができ、自分自身の知見を広げることができています。
実際、私がYui Connectionの取締役に就任し教育業界へのチャレンジを始めたのも、アルサーガが提供してくれたクライアントとの機会があったからこそであり、まさにアルサーガによってつくられた新しい自分だと思っています。
また、泰明さんは圧倒的なThought leadership*をもっており、それによって自然と成長の機会が多くつくられています。最近は、GPT活用時代におけるDX支援企業の最先端を行くために、社長室で自分でバリバリコードを書きながらサービスを創出しようとしています。ついていくのが大変です(笑)。
*Thought leadership:特定の課題やテーマに対して、企業がその解決策となりうる「主張、思い、理念など(= Thought)」を掲げ、社会や顧客からの共感と評判を生み出すこと。
編集部追加:取材後、このサービスが生まれました。
目指すは社員1万人!今後アルサーガで目指すビッグな夢
――最後に、今後アルサーガで目指すビッグな夢を教えてください!
株式市場への上場をはじめとする様々な手段を用いて、仲間の力を最大限発揮できるような企業基盤を構築、拡大していきます。日本全国で仲間を1万人にして、日本全国のクライアントの成長に寄与するとともに、仲間の成長環境を提供し続ける会社を目指します。
具体的に言うと、アルサーガパートナーズで多様な事業を産み、グループ会社の社長を100人つくりたいですね。まずは全都道府県に会社をつくろうと思います。これで47人(笑)。ビジョンである「人をつくる」のもう一つの指標として、「社長をつくる」もやりたいですね(笑)。
そして、100名の社長ができることによって自動的に100名のCTOもできる環境ができるといいなと思います。エンジニアの多い会社だから、社長がCTO兼務すればいいのかな(笑)。これは今いる仲間や将来の仲間にとっても大きなチャンスになると思います。そのようなワクワクするような機会を提供し続けられるよう、事業の発展に邁進します。みんなも泰明さんを追い越す勢いで突っ走ってね!
――アルサーガのこれからが楽しみです!ありがとうございました!
(文=広報室 宮崎)
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