社員インタビュー
エネルギーと自由さを併せ持つ立ち上げ期の福岡支社で成長していく。テックリードエンジニアが語る挑戦の舞台
社員インタビュー
どんな環境でも挑戦を楽しむ姿勢が自己成長と組織の成功に繋がる「人をつくるアルサーガ。」連載第84回は、福岡支社 システム開発部の長原さんに話を聞きました。
エンジニアとして経験を積む一方で、安定した環境に物足りなさを感じていた長原さん。成長できる環境を求めて転職活動をしている際に、アルサーガの福岡支社に出会いました。設立したばかりの福岡支社でテックリードエンジニアとして入社し、今はチームマネジメントや新たな取り組みなど、これまでできなかった様々なことに挑戦し続けています。
「技術を学び続けることは苦ではない」というほどエンジニアの仕事が好きな長原さんに、学びや挑戦を止めない理由や、立ち上げ期ならではの福岡支社の魅力について話を聞きました。何事にも前向きに挑戦した先にあるものとは? 長原さんが技術に真摯に向き合う本質について迫ります。
目次
様々なことに挑戦できる立ち上げ期の福岡支社は、挑戦の宝庫
――これまでの経歴について教えてください。
九州工業大学を卒業後、福岡市内のSES派遣会社で大手の電力システム改修を行っていました。主に製造と単体テスト、システムリリース後の保守対応をやっていました。ただ、そこでの仕事のスケジュールが厳しく残業が当たり前の毎日で、ひどいときは二日間徹夜をして作業をし続けたこともありました…。
このままではさすがに体調を崩しかねないと思い、福岡のオンラインゲーム運営会社に転職をしました。そこの環境は良かったのですが、レガシーコードの改修がメインだったのでなかなか新しい技術に触れられず、保守対応がメインでした。エンジニアとしての成長を考えるようになり、再び転職活動をして出会ったのがアルサーガでした。
――アルサーガを知った経緯について教えてください。
成長できる環境を求めて転職エージェントに相談をしていて、その中の推薦の一つとしてアルサーガを紹介されました。
他にも上場企業を含めた複数の会社を紹介してもらい面接を受けたのですが、アルサーガの面接はとてもフランクだったので一番印象的でした。しかも、偶然にも面接をしてくれた方が九州工業大学出身とのこともあり、話もかなり盛り上がりました。他の企業はよくある堅苦しい面接だったので、アルサーガの職場の雰囲気の明るさが際立ちとても好印象でした。
それらを踏まえアルサーガを第一候補として二次面接に進んだのですが、二次を飛ばしてまさかの最終面接だったんです。その面接の中で福岡支社長の吉冨さんからは、「リーダーとして福岡支社の技術面を支えてほしいので、ぜひうちにきてください」とその場で言われました。吉冨さんにプッシュいただくのは恐れ多いなと思いながら、その期待に応えたいと思い入社を決めました。もちろんプレッシャーもありましたが、自分自身の成長を考えた時に避けては通れない道であることは確かだし、挑戦したいと思いました。
また、この頃の福岡支社はまだ設立されたばかりでメンバーは20人ほどで、立ち上げ期ということもあり様々な案件を受けていました。自身の希望としても色々な案件に携わり幅広く知識をつけたいという思いを強く持っていたので、理想の環境とタイミングの良さは決め手としても大きかったですね。
――現在はどのような業務を担当されていますか?
今はクライアント案件には携わっておらず、次の案件につなげるための土台作りをしています。具体的には、システムをすべて一から開発するのではなく、様々なプロジェクトで使えるような基盤となるフロントエンドの雛形のようなものをつくっています。これが完成すればこれまで以上に簡単に開発ができるようになり、エンジニアの工数削減にも繋がります。そうすることでさらに様々な案件に取り組むことができるんです。
このフロントエンドプロジェクトは、抜擢されたメンバーとポテンシャル入社のメンバーも合わせた10名で構成されています。リーダーは特に設けていないので、私を含めた4名がリードエンジニアとして技術選定を行い、皆で協力しながらプロジェクトを進めています。
どのプロジェクトでも使用できるような汎用性の高いものにしなくてはいけないので、そうするためにはどのようにしたらいいか、どういったライブラリを使うのがいいか、など選定するのは大変ではありますが、クライアント案件とは違う新鮮さもあり楽しく取り組めています。
どんな案件にも積極的に参加し、全国のアルサーガを繋ぐ架け橋となる
――東京本社との共同案件でリードエンジニア兼チームリーダーをされていたこともあると伺いました!
今年の1月くらいまでは東京本社のメンバーとの共同プロジェクトでチームリーダーを担当していました。飛行機の給油を管理するシステムをつくるプロジェクトです。
実は、東京メンバーと一緒に開発することだけでなく、リードエンジニア兼チームリーダーとして任されたのもこのプロジェクトが初めてでした。しかも、私も触れたことのないBIツールを使った開発だったんです。
リーダーとして事前に勉強しておかなければいけないことが多く、なおかつ、東京メンバーとのリモートでの開発でコミュニケーションの難しさもあり、最初はとても大変でした。
うまく開発を進めるにはやはりコミュニケーションが重要なので、スムーズに会話できるようにテキストだけでなくハドルミーティングで直接会話をするようにしたり、東京へ出張に行って直接話したりなど、積極的にコミュニケーションをとることを常に心掛けましたね。
そのおかげか、プロジェクトが進んでいく度に向こうからも話しかけてくれる頻度がかなり多くなりました。「具体的にここがわからないです」とか、「どのように実装したらいいですか?」などメンバーからも声をあげてくれるようになったんです。進捗も分かりやすくなりましたし、どこで煮詰まっているのかもすぐに分かるようになりました。
コミュニケーションが大事な一方で、メンバー管理をしながら自分自身の技術を深めることには苦労しました。どう捻出しても時間が足りなかったので、少しでも自分の時間をつくろうと、メンバーからもらった質問は資料にまとめて展開するなどの工夫もしました。
様々な試行錯誤の末、コミュニケーションの量が増えてからはプロジェクトもうまく回りましたし、開発の進捗にも大きく関与してくれた実感があります。東京と福岡の共同開発でも不便なく遂行できたのは、今後全国展開を考えているアルサーガにとっても良い事例になったのではないかなと思います。個人としても、マネージャーとしての経験はかなり身につきました。
――福岡支社は全員フルスタックエンジニアなので、アサインされた案件によって技術の幅も広いと思います。その中で長原さんはどの案件でも全て同じモチベーションで作業できるという話を聞いたのですが、詳しく教えていただけますか?
まず、私はジェネラリストになりたいというのが本質にあり、自分の考えとしてエンジニアは常に成長しなくてはいけないと思っています。
システム開発は毎分毎秒日々進化していくものなので、現状維持では手遅れになってしまうんです。そのためには常に新しい情報をキャッチアップしていかなくてはいけません。そうなったときに、自分で勉強していくのも大切ですが、様々な案件に携わって実際に技術を使いながら勉強していくのがいいと思いました。
その中で新しい技術を取り入れていきたいのもありますし、たとえこれまで使用したことのある技術だったとしても最新化することで新しいことを吸収できると思ってます。
このように幅広く技術に触れることに自体に魅力を感じているので、どのような案件でどのような技術であっても一定のモチベーションを保てているのかなと思います。
――エンジニアの仕事が好きだからできることですね!
小学生の頃からものづくりが好きでしたね!自分でつくったものが思ったように動くのが好きなんです。それを完全に再現できるのはエンジニアの仕事だと思っています。
ですので、好きなことを突き詰めた結果、エンジニアという仕事に辿り着きました。好きなことだからこそ、学び続けることは全く苦ではありません。
福岡支社はまだスタート地点にいるからこそ、可能性が無限大
――長原さんから見た福岡支社の魅力について教えてください。
繰り返しになりますが、福岡支社は立ち上げ期なので様々な案件に取り組んでいて幅広い業界のシステム開発に携われることが一番の魅力ですね。福岡支社の今の規模だと自分が触れたい技術の分野の案件に入ることもできるなど、意見の通りやすさもあります。これはこのタイミングで入社するメリットでもあると思っています!
あとは、従業員数も30名とまだまだ少ないので、メンバー同志の横のつながりも広く、プロジェクトの垣根がないのでコミュニケーションが取りやすいです。年齢層が20代が多いこともあって活気があるんですよね。メンバーは本当に多種多様で、おとなしい人もいれば明るくてふざけてる人もいますし、入社してから金髪にした人など、自由でいろんな人がいておもしろいです(笑)。
私はボードゲームが趣味でオフィスに勝手に置いているのですが、終業後にメンバーとボードゲームをやることもあります。ハマってくれる人も増えてきたので、大人数向けのボードゲームなど遊べる幅も広がって楽しいです!
※ちなみに、長原さんおすすめのボードゲームは「ジャスト・ワン」
――今後アルサーガで挑戦していきたいことについて教えてください
個人としては先にも述べましたが、ジェネラリストを目指していきたいです。
アルサーガの一員としては、何か新たな自社サービスをつくれたらいいなと思っています。企画力は未熟なところもあるので、なにか新たな企画が生まれた時にすぐに対応できる技術を常に磨いておきたいです。
――最後にアルサーガに今後入社したい人にメッセージをお願いします!
私がここに入社したきっかけと同じですが、エンジニアとして成長したい人にとってここはとても良い環境だと思っています。
アルサーガに入社する前の私は、チームの中のエンジニアの一人という存在でしたが、入社してからはテックリードやマネジメントにも挑戦させてもらっています。エンジニアという括りだけでなく、上位レイヤーの仕事など幅広い経験も自分が望めばどんどん後押ししてくれる環境なので、すでに成長を実感しています。
経験豊富なメンバーもたくさんいるので、技術が好きなポテンシャルも歓迎です!
――ありがとうございました!
(文・編集=広報室 宮崎)
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