社員インタビュー
三村塾、生徒募集中!キャリアアドバンスに本気で向き合います
社員インタビュー
次世代のリーダーを育てるのは楽しい。「人をつくるアルサーガ。」連載第89回は、コンサルティング本部シニアマネージャーの三村さんに話を聞きました。
日系のITコンサルティングファームで約9年間のキャリアを積んだ後、外資系ファームへ転職し、テクノロジー/業務の両領域を担当していた三村さん。子どもの誕生によるワークライフバランス変化を機に、公私ともにより充実した環境を求め、2023年にアルサーガへ入社しました。三村さんはアルサーガの第一印象を、「背伸びせずに提案ができ、自分らしく働ける気がした」と話します。
今回は、三村さんがアルサーガに入社した背景をはじめ、若手コンサルタントの育成に積極的に取り組む理由を伺いました。
目次
百戦錬磨のコンサルタントを虜にした「柔軟な働き方」とは?
――これまでの経歴を教えてください。
新卒で入社した企業は、日系のITコンサルティングファームです。在職9年間で、物販管理向けのシステム構築を要件定義からリリースまで一気通貫の経験や、某歯科大学病院様に対して電子カルテ導入をはじめとした病院業務電子化全般の推進支援のプロジェクトマネージャーを担当など、さまざまな種別のシステム導入やコンサルに係るノウハウを培いました。
外資系ファームへ転職してからは、前職にて得意としていたテクノロジーコンサルタントとしての活動に加え、途中マネジメントコンサルタントにトランスファーすることで、業務/システムの橋渡し的な立ち位置のご支援が一段と増えました。
具体的には、SAPやWMS、MDMといった各種パッケージシステムの導入推進や、ブロックチェーンを用いたオープンプラットフォーム構想の検討など、業態・業種を問わず、構想策定から開発まで幅広く手がけることになります。人生の転機でもある子どもの誕生などワークライフバランスに変化が生まれたのもこの頃でした。
今後のキャリアについて見直そうとしたタイミングで、アルサーガに出会い、2023年にジョインしました。JPさん(取締役)からアルサーガの話を聞いた率直な感想は、「面白いところに目をつけている会社」で、気付いたら入社していました(笑)。
――アルサーガに入社を決めた理由を教えてください。
まず、JPさんの会話が面白かったですね(笑)。他には、海外からのリモート勤務を許容してる柔軟性について、子どもが成長していくなか教育環境を整えるために海外移住を検討していた私にとって大変魅力的に感じました。大手ファームだと海外支社への異動は難易度が高く、日本支社所属で海外からのリモートワークは許容されることはほとんどないので。
加えて、JPさんや上長の渓太さん(執行役員)など、魅力あるコンサルタントの方々と、役職に関係なくフランクにコミュニケーションできる雰囲気があるのもいいなと思いました。前職のメンバーが多く在籍しており、仕事のやり方や用語などを気にせずに働けることも安心感がありました。
それ以外にもいろいろあったのですが、総合的に考えたときに複数ある候補のなかで圧倒的に優位だったため、アルサーガでのキャリアを選択しました。
顧客の信頼を得るコツは、無理なく大きな成果を追求すること
――コンサルタントの皆さんから「三村さんは、お客様から完全に信頼を得ているから大丈夫」という話を聞きました。どうしてそこまでお客様を惹きつけられるのですか?
品質的にもリソース的にも実現可能と自身が納得・判断した提案を自主的に行っていけるからだと思います。アルサーガはシニアマネージャーでもセールスのターゲットがなく、あれもこれも無理に風呂敷を広げて大きなディールを追わなくていい仕組みとカルチャーがあります。その時点でクライアントからの信頼を得やすい構造になっています。
他にも当たり前のことですが、早期にプロジェクトの状況をキャッチアップすることが大事です。すべての資料を読み込むのは効率が悪いため、クライアントの大事にしているポイントを見つけ、そこを起点としてキャッチアップすると効率が良いです。一度信頼を勝ち得たらその後のコミュニケーションが円滑になり、プロジェクトの主導権を握ることができます。
――「三村さんが入社した会社だから興味がある」という声がたくさんあります。非常に人望がありますね。
それは、人望のある人に声をかけているからですよ(笑)。私がお声がけしているのは、これまでにプロジェクトで一緒になり、お互いにバチバチやってきた人たちです。プロジェクトを離れたとしても、酸いも甘いも知るメンバーだからこそ、近況を共有しあっていました。課題感が一緒という点も大きかったと思います。
仕事とプライベートは表裏一体
――三村さんが結婚できたのは「先輩に鍛えてもらったおかげ」と伺いました。
相当な荒療治でしたが、上司から「いまの三村くんに必要なことは、業務フローの作成スキルをあげることではなく、人生の経験値をもっとあげることだ」と断言され、合コンなどに強制参加させられたよき想い出があります(笑)。非常に重要な打ち合わせが迫ったタイミングにおいても、「あとはやっておくから三村くんがいま成すべきこと(合コン参加)を最優先しなさい」と言ってくださるくらい懐の深い方で、いまでも非常に尊敬しています。
この活動によって、仕事以外の見聞が広がり、コンサルタントとしての動き方や見え方にも変化が生まれました。それまでの私は一人称で振る舞うことが多かったのですが、「自分は周りからどう見られているか」であったり、「その人はいま何に関心がをもっているのだろう」などを常に意識・観察しながら行動し、お客様目線で物事を考えられるようになったからです。
――飲み会の経験を実務に活かされているのには驚きました……! ご結婚されてからは、体調を心配した奥様が体重計を買ってきたことがあるそうですね。
外資系ファームに転職してから、1ヶ月に1kgずつ増加し、約30kgも体重が増えたんです。体重計には「日々の健康管理を意識しなさい」という妻の意図があったのだと思います。場面に応じて適切なアドバイスをくれる妻の存在は本当にありがたいです。
健康的に働くという意味でも、アルサーガに転職してからは帰宅時間が早くなりました。リモート勤務や業務時間の調整がしやすくなったことで、子どものお迎えもしやすくなりました。日頃から育児は妻に任せっきりですが、働き方が変わったことで少しずつ関われるようになったと思います。
「アルサーガの若手は何事にも前向き」メンバーを育て、海外でも活躍できるチームを作りたい
――アルサーガのミッション”人をつくる”において、三村さんが相互成長で意識していることを教えてください。
次世代のリーダーを育てるため、有志の勉強会を毎週開催しています。いつの間にか「三村塾」と呼ばれる活動になりました(笑)。
スタッフ向けのトレーニングは比較的体系化しやすいですが、対マネージャーで次世代リーダーを育て上げるためのトレーニングにおいては、割とウエットな点は残るのではないかと思い、塾制度を仕組化しようと考えています。建付けと論点を整理した上で、自分の持っている知見を若手に共有できれば、力のある人材が増え、組織がもっと強くなると考えています。
――三村さんから見た、アルサーガの若手コンサルタントたちの魅力を教えてください。
前向きで、元気なメンバーが多いですね。仕事をやり遂げよう、成長していきたいと思い行動している人が多いように感じます。外資系ファームにいた頃を振り返ると、皆が目の前の業務に注力するあまり、コンサルタントとしてのマインドが醸成されないまま育っていく若手を多く見てきました。
対してアルサーガの若手は成長に貪欲なメンバーが多いため、一緒にプロジェクトをやっていても前向きに巻き込んでやっていこうという気持ちを持てます。「育てたい」と思わせるようなメンバーが多いですね。
――今後、アルサーガで挑戦したいことを教えてください。
海外からでも、日本で働くのとほぼ変わらない力を発揮できるデリバリー部隊を作りたいです。私自身、オンサイト/リモート両方での働き方を経験しているので、リモートでのデリバリ推進上の課題・難しさは認識していますが、それらはプロジェクトの進め方や体制などをうまく工夫することで乗り越えられる壁だと信じています。
リモート体制による一番の懸念は、「コミュニケーション不足によるプロジェクト品質の低下」をイメージされる方が多いと思われますが、それは個の能力に依存し過ぎた放任的なプロジェクト運営の結果が多いように感じます。
そこで、海外メンバーを含むプロジェクトチームを組成する際には広い視野でプロジェクトを横串に見渡せる人材の配置が必須だと考えます。最初はその役割を私が担っていくことになりますが、将来的にはこのようなプロジェクトの背骨役となれる仲間を育成・増強可能なスキームを体系化することで、より質の高い組織へ成長できると捉えています。
また、ゆくゆくは、現地の仕事を獲得しつつ、日本のコンサル品質を海外に広めるなかで、外貨の獲得に貢献できればと思っています。
――最後にメッセージをお願いします。
アルサーガは周囲の目を気にすることなく、上司も部下も分け隔てなく接することができるため、本当に働きやすい環境です。気兼ねなく過ごせるため、コンサル組織の居心地はいいと思います。いち主観を言ってしまっているかもなので、是非ともいろんな社員の方と話してもらえるとよいですね(笑)。
無駄なプレッシャーなく、プロジェクトに取り組める環境だと思うので、気軽に話を聞きにきてくれると嬉しいです。三村塾は移住後も引き続き開催していますので、まずは講習会で皆さんにお会いできることを楽しみにしてます。
――ありがとうございました!
(取材・編集=広報室 宮崎、文=スギモトアイ)
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