故郷熊本で見つけた自分の道。アルサーガ唯一の専属カメラマンのキャリア変遷に迫る

2024.08.07

社員インタビュー

好きな仕事を追求して、プロの道へ。「人をつくるアルサーガ。」連載第93回は、熊本支社でアルサーガの専属カメラマンとして活動する荒木さんに話を聞きました。

荒木さんは熊本で生まれ育ち、専門学校を卒業後、福岡で一人暮らしをしながらEC運営会社でコーダーとしてキャリアをスタートさせました。将来的には故郷熊本に帰って仕事をしたいと考えていた荒木さんは、アルサーガにはコーダーとして入社しました。

現在は、趣味で続けていたカメラ撮影の腕を活かし、企画Div.に所属するカメラマンとして活動しています。クライアントから依頼された案件の撮影の傍ら社内の撮影も手がけ、プロのカメラマンとしての撮影技術を磨き続ける荒木さん。

彼の仕事に対する情熱、日々の業務、そして将来的な目標について詳しく伺いました。休日の過ごし方や趣味、アルサーガでの働き方など、パーソナルな一面もご紹介します。

故郷の熊本で描くキャリア地図

――まず、荒木さんのこれまでの経歴を簡単に教えてください。

私は生まれも育ちも熊本で、専門学校を卒業後に福岡で3年間ほど、EC運営会社でコーダーとして働いていました。アルサーガは2社目に入社した会社です。

2015年頃にアルサーガの熊本支社の前身であるフロンティアビジョンに入社し、以来8年以上この会社で働いています。入社当初はコーダーとして採用されましたが、徐々にカメラマンとしての仕事も増え、現在では専属カメラマンとして活動しています。

――フロンティアビジョンに入社した経緯についても教えてください。

前職ではEC運営会社でコーディング業務を行っていましたが、より高度なWeb制作のスキルを身に付け、本格的にWeb制作に携わりたいと考え、転職活動を始めました。自分のスキルをさらに伸ばし、幅広いプロジェクトに参加できる会社を探していたところ、フロンティアビジョンに出会いました。

もともと、数年後には熊本に帰りたいと考えていたため、熊本で勢いがあり成長し続けているフロンティアビジョンに非常に魅力を感じたんです。この会社なら自分の成長も期待できると確信し、入社を決めました。

――8年ほど前となると、フロンティアビジョンの中でも古参メンバーになるかと思いますが、当時の印象的な思い出などはありますか？

当時の面接は、ほとんど元フロンティアビジョン代表で現アルサーガ取締役の渡邉直登さんが担当してくれました。

入社して8年と少し経ちますが、当時は人数も少なく全員と話す機会があり、先輩からもたくさん話しかけてもらえて、すぐに馴染むことができました。入社当時は月に一度全員揃って勉強会をやったり、その日のお昼は全員で昼食を食べに行ったりしていたのがとても懐かしく楽しい思い出でした。

入社して今までしつこいぐらい言ってますが、本当にいい人たちばかりで、とても良い環境で仕事ができているなと感じ、日々感謝の気持ちでいっぱいです。

今自分の好きな仕事ができているのも、皆さんのおかげだと強く思っています。

コーダーからカメラマンへ、新たな世界への転機

――コーダーとして入社したとのことですが、そこからどのようにして現在のカメラマンという職種に変わっていったのでしょうか。

コーダーからいきなりカメラマンに社内転職したわけではなく、徐々に役割が変わっていきました。最初の数年間はコーディング業務のみを行っていましたが、途中からカメラマンが不足していたこともあり、撮影業務を始めることになりました。その後、3〜4年間ほどはコーダーとカメラマンを両立していました。

もともと企画部にはディレクターをしながらカメラマンを兼業している先輩がいました。私もカメラが趣味だったこともあり、その先輩の仕事を手伝い始めたのがきっかけです。

2021年には技術部から企画部に異動し、そのタイミングで専属カメラマンとして活動し始めました。この異動をきっかけに、撮影に専念できる環境が整い、カメラマンとしてのキャリアを本格的にスタートさせました。

――アルサーガで現在唯一のカメラマンとして活動している荒木さんですが、具体的な業務内容について教えてください。

現在は、カメラマンとして写真撮影や動画撮影、編集などの業務を担当しています。

アルサーガの熊本支社は主にWeb制作の案件が多いため、そのHPを作成する際に必要な素材の撮影を行うことが多いです。

最近は「会社紹介動画をつくりたい」といった動画撮影だけの依頼も増えており、時代と共に消費されるコンテンツが変化していることを感じます。特に、広告動画、SNS用の動画、インタビュー動画、会社紹介動画、リクルート動画などの依頼が増えています。

リニューアルした熊本支社のHPのメインビジュアルのアニメーションも、実は私が手掛けました！
https://www.fvs-net.co.jp/

――これまで経験した中で思い出に残っている案件はありますか？

普段体験できないようなことや見えない裏側の仕事を、カメラマンという仕事を通じて見られるのは、とても貴重な経験です。

例えば、ラフティング会社のHPを制作する案件では、ラフティングをしながら写真と動画を撮影しました。全身びしょびしょに濡れながらの撮影で、非常に印象に残っています（笑）。しかし、そうして苦労して撮影した写真や映像は臨場感があり、とても良い素材になりました。

また、一度撮影をしたお客様から「また荒木さんに撮ってもらいたいです」と言われる時は本当に嬉しいです。さらに、「荒木さんが撮影した写真を使ったことで採用数が増えた」といったフィードバックをいただくこともあります。

どの職種でも同じだと思いますが、お客様に喜んでもらえることが一番のやりがいにつながります。最近は、Web制作だけでなく、写真や動画単体での依頼も増えてきており、お客様に満足していただけていることを実感できるのは本当に嬉しいです。

熊本支社と共に歩む、プロフェッショナルな日々

――仕事以外での趣味やリラックスの方法について教えてください。

休日は基本的に家族と過ごすことが多いです。最近は一人で3人の子どもを連れて出かけることに挑戦しています。子供たちと図書館やショッピングモールに行ったり、自然の中で遊んだりしています。こうして子供たちと過ごす時間は、私にとって大切なリラックスの時間です。ただ、一人で3人の子どもを相手にするのはかなり大変なので、本当に世の中で親として頑張っている方々には尊敬しかありません（笑）。

また、毎日夜に子供が寝た後や早朝にコーヒーを淹れる時間もリラックスできる時間です。特に休日の朝は、静かな時間に自分だけのコーヒータイムを楽しむことが好きです。たまに会社でもコーヒーを淹れています。東京本社にもコーヒー好きの人が多いと聞いたので、今度コーヒーを飲みながら一緒に話してみたいですね。

――熊本支社の魅力について教えてください。

社員全員がとてもいい人ばかりで、様々な依頼にも嫌な顔せず快く対応してくれます。自分が苦手なことでも時間を割いてサポートしてくれて、非常に働きやすい環境です。私が8年以上アルサーガで働いているのも、社員の人柄があってこそだと思います。

他にも、自分に合ったスタイルで働ける環境が整っている点が魅力です。私はまだ子どもが小さいこともあり、コロナの時期からずっと在宅勤務をさせていただいています。急に仕事を切り上げなければならない状況でも、サポートしてくれる環境が整っているので非常に助かっています。

熊本のWeb制作会社として、ここまで素晴らしい会社は他にないのではないかと思っています！（笑）