社員インタビュー
「PMを目指してみませんか」から始まる挑戦。人との繋がりが支えるキャリアの軌跡
社員インタビュー
クリエイティブな心と行動力を持って、未経験から成長を遂げたPMの物語。「人をつくるアルサーガ。」連載第105回は、システム開発SE Div.でプロジェクトマネージャー(以下、PM)として活躍する関屋さんに話を聞きました。
エンジニアになる前は5年ほど美容師をしていたという関屋さん。友人の紹介でアルサーガに出会い、面接の場で言われた「PMを目指してみませんか」の一言が、キャリアチェンジの始まりでした。
未経験からの挑戦は簡単なことではありませんが、周囲から良い刺激を受けてスピーディに成長する姿を見せてくれています。そんな関屋さんは、人との繋がりを大事にしているからこそ、お客様に対してもアルサーガメンバーに対しても、常にコミュニケーションをとることを心がけていると話します。
今回は、アルサーガに入社してPMに挑戦するまでのストーリー、そして挑戦してからわかったPMの仕事のやりがいや、関屋さんからみたアルサーガならではの魅力について聞きました。
目次
「PMを目指してみませんか」という提案が、キャリアチェンジの決め手に
――これまでの経歴を簡単に教えてください。
高校卒業後、将来は手に職をつけたいと考え、クリエイティブなことが好きだったこともあり、美容専門学校に進学しました。2年間の学びを経てアシスタントとして働き始め、スタイリストとしても3年間ほど経験を積みました。最初は、接客に慣れて実力がつくまでは続けよう、くらいの腹づもりでしたが、気づけば5年が経ち、順調に美容師としてのキャリアを歩んでいました。
しかし、コロナウイルスの感染拡大で自粛期間が始まるとお客様の数が急激に減少し、仕事が続けにくくなりました。それをきっかけに美容師としてのキャリアを見直すことにしたんです。場所にとらわれずにクリエイティブなものづくりができる仕事を探した結果、エンジニアという職業にたどり着きました。
その後、プログラミングのカリキュラムを提供しているベンチャー開発会社に入社し、約半年間の学習期間を経てSESの仕事に従事しました。Javaという言語をメインに勉強していたので、サーバーサイドエンジニアとしてキャリアをスタートさせました。
――アルサーガに入社したきっかけはなんですか?
当時、特に転職を考えていたわけではなかったのですが、友人の紹介でアルサーガの執行役員の方とお話する機会があり、それがアルサーガを知るきっかけとなりました。
最初はエンジニアとしての採用かと思っていましたが、面接を受けた際に、その執行役員から「PMを目指してみませんか。もちろん教育はしっかりします。」という提案をもらいました。
――PMとして入社を決意した理由も教えてください。
当初はエンジニアからPMにジョブチェンジをするつもりはなかったのですが、エンジニアとしてのキャリアの先を考えた時、PMの仕事に挑戦してみたい気持ちはありました。未経験での挑戦に不安はありましたが、美容師時代に培ったコミュニケーションスキルを活かせると考え、さらに興味が深まりました。
役員という立場で影響力のある方から直接教育をしてもらえる環境で、一から学べるのはとても貴重なチャンスだと感じました。そのため、もともと考えていたキャリアとは少し違う道ではありましたが、入社を決意したんです。
――未経験からPMに挑戦してみて、いかがですか?
未経験だからこそ難しさはありますが、その分、成長ややりがいを実感する場面も多いです。
PMの仕事には「正解」がなく、人によって進め方もさまざまです。エンジニアとしての知識が多少あっても、それだけではPM業務をこなすのは難しく、適切な判断をできるようになるためには経験を重ねて学ぶことが重要だと思います。
私は未経験からPMの仕事を始めましたが、入社後すぐに実務に携わり、実践を通じて多くを学べる機会がありました。また、経験豊富な先輩方に一から指導をしてもらえる環境に恵まれたおかげで、成長スピードも速いと実感しています。
さらに、PMとしての判断力やパフォーマンスがプロジェクトの進行やメンバーの働き方に直接影響するため、大きな責任を感じ、緊張感を持って仕事に取り組んでいます。この緊張感が私にとっては良い刺激となり、スキルアップにもつながっているため、日々学びややりがいを感じる場面が多くあります。まだまだ足りない部分もありますが、挑戦してみて良かったと思っています!
――今までの仕事スタイルと結構違うと思うのですが、その違いに苦を感じるところはないですか?
確かに以前の仕事スタイルとは異なりますが、共通点も多いのであまり負担やストレスには感じていません。
美容師時代は常にお客様と一対一で向き合い、結果がすべて自分の腕にかかっていました。PMとしても、自分のパフォーマンスがプロジェクトの進行に大きく影響する点は同じで、お客様とのやりとりも共通しているため、これまで培ったコミュニケーション能力を活かせているところはとても良かったです。
ただ、PMの仕事では他のメンバーと協力して進める必要があるため、配慮すべき点が増え、責任の持ち方や仕事の進め方が異なります。また、お客様対応だけでなく、チームメンバーの管理や納期の調整、それぞれの役割に応じた工数配分など、数ヶ月単位でのプロジェクト管理が求められます。そういったスキルを身につけるためにも、日々新しい課題に取り組みながら経験を積み重ねています。
人との繋がりのおかげで今の自分がある。コミュニケーションを心がけた働き方
――PMとして、エンジニアや他のメンバーとコミュニケーションをとる際に心がけていることがあれば教えてください。
PMというポジションは、さまざまな役割の人と関わる立場だからこそ、ネットワークの中で重要な役割を持っていると感じています。そのため、一緒に仕事をする人たちとは積極的にコミュニケーションをとり、相手が気持ちよく仕事に取り組めるようモチベーションを上げることを心がけています!
ただ、意図的に場を設けて話すことはしていなくて、普段の会話の中で自然に交流することを意識しています。例えば、同じプロジェクトで関わるQA(Quality Assurance)メンバーとは席が離れていても直接話しに行ったり、仕事以外の話題も交えたりと、無意識にコミュニケーションをとっていると思います。
――QA Divの席まで足を運んでいる姿はよく目撃しています!(笑)
入社して1年ほどたちますが、1年前の自分を振り返って変化した点、成長した点など感じている部分はありますか?
振り返ってみると、未経験で入社した頃と比べて、PMというポジションの役割や責任に対する理解と意識という面では大きく成長できたと思います。
ただ、スキル面ではまだ課題も多く、例えば、お客様に刺さる資料作成の仕方や説明の仕方などはもっと磨いていきたいと思っています。PMの資格取得に向けた勉強も続けており、一人前のPMになれるよう、日々試行錯誤しながら頑張っている最中です。
――話は変わりますが、お酒が飲めなくても飲み会に積極的に参加していると聞きました!何か理由があるのでしょうか?
お酒はアレルギーで飲めませんが、今後もネットワークを広げていきたいので、飲み会やイベントなど、さまざまな方と交流できる場には積極的に参加していきたいと思っています!
そういった場でのコミュニケーションが純粋に楽しいこと、そしてこれまでの経験上、人との接点が限られていた分、こうした機会を通じて多くの関係性を築けると感じたからです。また、アルサーガに入社したきっかけも人とのつながりですし、そのおかげで今の自分があると考えているので、よりその重要性を実感しています。
――素晴らしい考え方ですね!
多職種のメンバーに囲まれ信頼できる仲間と働けることが、アルサーガならではの魅力
――改めて、アルサーガに魅力を感じているところはなんですか?
まず、様々な分野での人材が集まっている点はアルサーガならではの魅力だと思います。
一気通貫の事業展開をしているからこそ、開発部門だけでなくコンサルティングやQA部門などの多くの職種が集まっています。異なる職種の人々が集まる環境にいるだけで、より多角的な知識や視点を得ることができます。そういった皆さんと一緒に仕事をすることで学びの幅が広がり、スキルアップしやすく成長にも繋がると実感します。
もう一つの魅力は、信頼できる仲間が多いことです。
チームに限らず全社を見渡しても、前向きに仕事に取り組むメンバーが多く、安心して働ける環境が整っています。仕事以外でも気軽にコミュニケーションをとれる雰囲気があり、仲間意識が強まることで、仕事に対するモチベーションも自然に高まっています。
さらに、風通しが良く、個人の意見が尊重される点も大きな魅力です。
「人をつくる」というミッションのもと、個人の成長が重視される文化が根付いています。自分のやりたいことをここまで気軽に提案でき、意見や気持ちを素直に伝えやすい職場は、ここが初めてです(笑)。
――今後アルサーガで挑戦していきたいことについて教えてください。
資格取得のための勉強を続け、知識を自分の糧として蓄えていきたいと考えています。将来的には一人で大規模な案件を任されるような存在に成長したいです!
プライベートでは、今年は人生で初めてスノーボードに挑戦しようと思っています!以前から興味はあったのですが、仕事や他の事情もあってなかなか実行できずにいました。最近、挑戦してみたい気持ちが強くなってきたので、新潟県などに行って初滑りにチャレンジしたいと思っています(笑)。
――最後に、今後アルサーガに入社したい人にメッセージをお願いします!
アルサーガには、「バグを否定しない」という文化があるので、失敗を恐れずに挑戦を続ける意欲があれば、大いに成長できる職場です。
失敗することは誰にでもあります。大事なのはその経験を活かして次の挑戦に向けて前に進むことにあると思います。だからこそ、自分の限界を試しながら成長したい方、失敗を糧に新たな知識やスキルを積み重ねていきたい方には、アルサーガはぴったりの職場だと思います。ぜひ一緒に挑戦して成長していきましょう!
――ありがとうございました!
(取材・編集・文=広報室 尹)
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