社員インタビュー
個の強みを尊重し、メンバーに寄り添ったマネジメントを
社員インタビュー
仕事を楽しくをモットーに!「人をつくるアルサーガ。」連載第41回は、アルサーガの熊本拠点“フロンティアビジョンスタジオ”の技術部部長の川口さんが登場!
学生の頃は、ITビジネス関連の専門学校でデザインやホームページ制作について学び、新卒でフロンティアビジョンに入社。現在は8年目を迎え技術部の部長としてチームを牽引しています。
実は、福岡のIT大手企業への内定がほぼ確定していたのにも関わらず途中で辞退し、フロンティアビジョンへの入社を決めたと言います。なぜ、当時スタートアップ企業であったフロンティアビジョンを選んだのか? また、部長として大事にしている思いについて話を伺いました。
目次
ほぼ内定が確定していた福岡のIT大手企業を辞退。フロンティアビジョンに入社を決めた理由とは?
――入社の経緯を教えてください。
ITビジネス関連の専門学校へ行き、就活では第一希望である福岡にあるITの福岡のIT大手企業で最終面接まで進みました。インターンも行っていた会社だったため、ほぼ内定確定と言われていたのですが、そのタイミングで専門学校の卒業生である大先輩にフロンティアビジョンを紹介されたんです。これも何かのチャンスかもしれないと思い、話を聞きに足を運んだことがフロンティアビジョンとの出会いであり入社のきっかけでした。
直登さん(取締役/フロンティアビジョンスタジオ代表)との面談だったのですが、企業理念から仕事内容、将来像まで熱意を込めて話していただきました。それだけでも十分に熱意は伝わったのですが、目標を語るだけでなく、具体的な今後の方針についても話してくださり、自分が入社したときにやるべきことがしっかりとイメージできたことも魅力に感じた一つでした。面談当時はまだ10名ほどの会社でしたが、この環境だからこそ叶えられる今後の自分の可能性も感じられましたし、最終的には直感で入社を決意しました。
――福岡のIT大手企業へ就職の予定がスタートアップ企業になり、新卒で実務未経験ということもあり不安はありませんでしたか?
不安よりも安心感がありました。僕はWebデザイナーを目指していたので、面談時にコーダーとデザイナーの両方をやってみたいと伝えたのですが、「両方やってみてもいいし、途中からどちらか一つに決めてもいいし、まずは得意なことを伸ばしていこう」と言ってくれたんです。自分のやりたいことができ、挑戦させてくれる環境は安心にも繋がりましたし有難いと思いました。
そして、コーダーとして入社をすることに決めました。ただ、当時の技術部は僕を含め5名いたのですが、1,2ヶ月で2名が退職してしまい、いきなり3名になってしまったんです!
さらに繁忙期でもあり、先輩お2人は忙しかったので独学で勉強することも多く、先輩が書いたコードを真似てスキルを盗むことから始め、一から勉強に励みました。
また、人が足りていないということもあって、先輩から「川口くんもやってみない?」と業務をふっていただけることもあり、実務を通して自分は大きく成長することができたと思っています。人によっては無茶振りと感じるかもしれませんが、スキルを磨きたいという一心だったのと、コードを書くのが好きだったので全然苦ではなかったですね。今になって思えばよくやったなとは思いますが(笑)。
移転をしてさらに風通しの良い職場に。これまでの経験が今の教育に活きる
――今ではもう技術部の部長ですね!現在、力を入れて取り組んでいることはありますか?
今はコーディング業務4割、教育6割と教育体制の整備に力をいれています。現在、フロンティアビジョンスタジオは50名を超え、技術部だけでも12名にまで増えました。
僕は前述のような環境で成長することができたので良かったと感じていますが、人数も増えてきたこともあり、改めて教育体制について見直す必要があると思いました。というのも、数年前と比べて開発方法もモダンになってきたので、入社時に覚えることが増えてきているんですよね。
現在の教育体制はまとめて研修する形ではなく、一人ひとりのペースに合わせて実務を通して教育していく方法をとっています。具体的には、マークアップエンジニア3名がアサインするプロジェクトでは、リーダー1人、新人を含めたサポーター2人とCMS構築担当1人を追加し、1ページずつコードレビューをしながらプロジェクトを進めています。
その時に教育側として丁寧な伝え方を心がけています。例えば、コードレビューでは修正や指摘だけではなく、良いところを見つけて褒めることも同時に意識しています。こういった気遣いは忙しいときに疎かになりがちですが、伝え方によって相手も受け取り方も違ってきてしまうので、モチベーションも意識しながら気持ちよく仕事をしていく上でとても大切なことだと思っています。
上手くコミュニケーションが取れている理由として、出社率が高いというのもあるかもしれません。働き方は自由なのでリモートでもOKなのですが、今はほとんどの社員が出社しています。今年の9月にオフィスを移転してから全ての職種がワンフロアにいる環境になったので、ちょっとしたことでも直接話しに行くことができ、そこから様々なアイディアが生まれたり他部署との連携も取りやすくなったりしています。
他にも、イノベーションやアイデアを自由に投稿できる制度があり、皆で会社をより良くできる仕組みがあります。良い意味で上下関係がなく、若手の意見も通る風通しが良い環境がフロンティアビジョンの良さでもあると感じています。
――ちなみにですが、新しいオフィスでお気に入りスポットはありますか?
1階にある小上がりスペースが最近一番のお気に入りスペースです。そこでお昼を食べてゆっくりして昼寝もしています! 2階の自席でお昼を食べる方が多いので、もっと下に降りてきたらいいのに、といつも思っています(笑)。
▼小上がりスペースでくつろいでいる様子
楽しく仕事をすることをモットーにメンバーとの時間を大事に!
――技術部の部長になって1年目とのことですが、今後やっていきたいことはありますか?
教育の延長にもなりますが、リーダー格になれる人を増やしていきたいと思っています。今の技術部は部長の下にメンバーという構成になっているので、その間にリーダーのポジションを新しくつくりたいと考えています。
正直なところ、自分自身で部署のメンバー全員と関わりを持ちたいのですが、人数が増えてきたこともあって、教育を強化していくためにもリーダーを努めてくれる人の創出やリーダーポジションの採用にも取り組んでいけたらと思っています。
自分含めプレーヤー兼任という部署なので、メンバーにもやりがいや楽しさを上手く伝えてリーダー職に興味を持ってくれる人が出てきてくれると嬉しいです。
ただ、現メンバーはコーディングが好きな方が多いので、無理やりリーダーをやらせるようなことがないように、好きなことや得意なことを優先させてあげられる環境は維持したいですね。
――メンバー思いな部分が伝わります!
皆が楽しく仕事ができるにはどうしたらいいか? というのは常に考えているかもしれません。そのためにメンバーのことをよく観察したり、良い意味で部長っぽくしないようにしたりしてメンバーとの雑談の時間も大事にしています。話の中で出た小さな要望であっても聞いて終わりではなく、きちんと対応する姿勢は持ち続けたいと思っています。
――最後に、フロンティアビジョンスタジオにどんな方に参画してほしいですか?
コーディングが好きな方で現状に満足せずに追求できる方と一緒に働きたいなと思っています。近年、ウェブアクセシビリティ対応が注目されていて、会社としても力を入れているところもあり、部署内でも改めてHTML/CSSの勉強に取り組んでいます。HTML/CSSを熟知している方はもちろん大歓迎ですし、メンバー同士で技術力を高め合うことができる方も歓迎です。
また、こちらは前提になってしまいますが、企業理念やクレドに共感してくれる人に来ていただきたいですね!
――ありがとうございました!
(文=広報室 宮崎)
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コーディングが好きでメンバー同士で技術力を高められる方、ぜひお待ちしております!!
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