PWA(Progressive Web Apps)とは
目次
PWAとは<読み方 :ピーダブルエー>
Progressive Web Appsの略。WebアプリケーションのUX向上を目的とした、WEBページとネイティブアプリの利点をいいとこ取りできる仕組み。モバイル端末でページを表示する時にネイティブアプリのような挙動をさせることが出来る。例えばブラウザデフォルトのUI(上部のメニューバー)を非表示にするなどのネイティブアプリのようなUIを実現させる事ができます。
PWAの特徴
- オフライン状態でサイト閲覧
PWAにはservice Workerという機能を使ってオフライン状態でもキャッシュを残せます。インターネットに接続していない状態でも、Webサイトのデータがキャッシュに残っていれば、パケット通信なしでWebサイトを閲覧できます。 - アプリの審査がいらない
ネイティブアプリでは無いためApp Storeの審査が不要です。そのためiOS、Androidの2タイプを用意する必要が無いので開発コスト削減できます。 - ユーザーのスマホ端末にアイコンを設置する事ができるため通常のwebサイトよりアクセスしやすい。
歴史
2008:iPhone 3Gが最初に発売されたiPhone発売。iPhoneとApp Storeも一緒にリリース。これがPWAの原型となる。
2015年:Google Chromeエンジニアが、2015年に「Progressive Web App」という言葉を作った。
2016年: 2016年5月にサンフランシスコで開催されたGoogle I/Oカンファレンスで正式に発表。
課題
- iOSにおいてプッシュ通知ができない。
- PWAの開発実装経験のあるエンジニアが少ない。
◆執筆・監修:
アルサーガパートナーズ株式会社 DX技術用語集制作チーム フロントdivision