アルサーガパートナーズ、NICTより 「生体CA信頼性確保通信技術に関する技術動向の調査」を受託

〜遠隔操作を支える技術基盤の調査により、社会全体への貢献を目指して〜

企業のDXを促進するアルサーガパートナーズ株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長 CEO/CTO：小俣泰明、以下「アルサーガパートナーズ」）は、国立研究開発法人情報通信研究機構（以下、「NICT」）より、「生体CA信頼性確保通信技術に関する技術動向の調査」案件を受託しました。

本調査の目的

本プロジェクトは、日本政府が主導するムーンショット型研究開発事業*の目標1「2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現」に向けた取り組みの一環として、NICTが推進する「サイバネティック・アバターのインタラクティブな遠隔操作を持続させる信頼性確保基盤」プロジェクトに基づいて実施されます。

今回のプロジェクトは、その中でも、サイバネティック・アバター（CA）の遠隔操作を支える通信技術の信頼性を確保するための研究開発の基盤構築に貢献することを目指しています。 

*ムーンショット型研究開発事業：日本政府が主導する、2050年までに大胆な目標を実現するための先端科学技術の研究開発プロジェクトです。社会課題の解決や未来社会の創造を目指しています。
詳細はこちら：https://www8.cao.go.jp/cstp/moonshot/sub1.html

具体的な調査内容

生体内に配置された小型のCA（生体CA）との通信状況、密度や方向、給電状況による通信の成立確率、Delay/Disruption Tolerant Networking（DTN）の概念を活用した通信技術の検討など、世界各国の論文を通じて様々な技術的調査を行います。

また、生体CA通信に関する技術動向を深く把握するため、欧州で開催される国際集会への参加も予定しています。これにより、国内外の最先端知見を活用し、調査結果を基にした報告書の作成と、今後の開発に資する課題抽出を行います。 

今後の展望

本プロジェクトを通じて得られる知見は、次世代ロボティクス技術の進化を支える基盤となり、医療や介護分野をはじめとする幅広い分野での応用が期待されます。例えば、遠隔手術や障がい者支援技術における信頼性の向上は、社会全体の安全性と利便性の向上に貢献します。

また、DTN技術の研究は、災害時やインフラ未整備地域での通信確保といった、幅広い社会的恩恵をもたらされることが期待されています。 

アルサーガパートナーズは、このような最先端技術の調査を通じて、社会課題の解決と持続可能な社会の実現に向けて邁進してまいります。 

◼️アルサーガパートナーズ株式会社 について

アルサーガパートナーズは、成長し続ける流行の発信地“渋谷”に拠点を置く総合ファームです。「日本のDXを世界で誇れる産業へ」をビジョンに掲げ、DXサービスをワンストップで提供するため、コンサルティングからシステム開発、保守・運用までの体制を整えています。「最高品質を最速で」をスローガンに掲げ、お客さまに寄り添いながらビジネスの成功をより確実なものへと導きます。

本社　　　　：東京都渋谷区桜丘町1番1号　渋谷サクラステージSHIBUYAタワー18階
熊本支社　　：熊本県熊本市南区江越2丁目24-1
福岡支社　　：福岡県福岡市中央区天神一丁目10番20号　天神ビジネスセンター7階
代表者　　　：代表取締役社長 CEO/CTO　小俣泰明
設立日　　　：2016年1月
資本金　　　：14億3,470万円（資本準備金等を含む）
従業員数　　：492名（SES含む、2024年10月末時点）
事業内容　　：ワンストップDXソリューション事業
HP 　　 ：https://www.arsaga.jp