プレスリリース
【大企業/中小企業のChatGPT活用実態】「ChatGPTを推奨」大企業は51.5%、中小企業は14.9%と大きな差。大企業の78.2%、中小企業の49.4%が「専用のChatGPT環境を構築したい」
プレスリリース
〜「機密性の高いデータ管理ができるシステム」に期待の声も〜
企業のDXを促進するアルサーガパートナーズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小俣泰明)は、大企業(従業員数1000名以上)経営者・役員101名、中小企業(従業員数20名〜100名規模)経営者・役員107名を対象に、大企業/中小企業経営者のChatGPTに関する意識比較調査を実施しましたので、お知らせいたします。
■調査サマリー
■調査概要
調査概要:大企業/中小企業経営者のChatGPTに関する意識比較調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2023年5月26日〜同年5月31日
有効回答:大企業(従業員数1000名以上)経営者・役員101名、中小企業(従業員数20名〜100名規模)経営者・役員107名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「アルサーガパートナーズ株式会社」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://www.arsaga.jp/
目次
■ChatGPT、大企業の56.4%、中小企業の32.7%が活用経験あり
「Q1.あなたは、ChatGPTを活用した経験がありますか。」と質問したところ、大企業(n=101)は「ある」が56.4%、「ない」が41.6%、中小企業(n=107)は「ある」が32.7%、「ない」が64.5%という回答となりました。
<大企業(n=101)>
・ある:56.4%
・ない:41.6%
・わからない/答えられない:2.0%
<中小企業(n=107)>
・ある:32.7%
・ない:64.5%
・わからない/答えられない:2.8%
■ChatGPTの活用場面、大企業・中小企業ともに、「質問・調べ物」が最多
Q1で「ある」と回答した方に、「Q2.どのような場面でChatGPTを活用しましたか。(複数回答)」と質問したところ、大企業(n=57)は「質問・調べ物」が66.7%、「文章の作成・添削・校正」が66.7%、中小企業(n=35)は「質問・調べ物」が74.3%、「文章の作成・添削・校正」が40.0%という回答となりました。
<大企業(n=57)>
・質問・調べ物:66.7%
・文章の作成・添削・校正:66.7%
・テキストの要約:47.4%
・翻訳:36.8%
・アイデア出し:36.8%
・プログラミング:33.3%
・表作成:33.3%
・表計算ソフトの関数作成:26.3%
・画像生成:21.1%
・その他:3.5%
ー63歳:どの様な物か試すため
ー58歳:遊び
・わからない/答えられない:0.0%
<中小企業(n=35)>
・質問・調べ物:74.3%
・文章の作成・添削・校正:40.0%
・アイデア出し:25.7%
・テキストの要約:17.1%
・翻訳:17.1%
・プログラミング:8.6%
・表作成:5.7%
・画像生成:5.7%
・表計算ソフトの関数作成:2.9%
・その他:11.4%
ー64歳:体験のため個人的
ー63歳:計算
・わからない/答えられない:2.9%
■大企業は21.8%、中小企業の3.7%が「ChatGPTの積極的な活用を推奨」、大企業は中小企業より18.1ポイント高い結果に
「Q3.あなたの会社では、ChatGPTを業務で推奨していますか。」と質問したところ、大企業(n=101)は「一部の業務で活用を推奨している」が29.7%、「個人の判断に任せている」が26.7%、中小企業(n=107)は「一部の業務で活用を推奨している」が11.2%、「個人の判断に任せている」が55.1%という回答となりました。
<大企業(n=101)>
・積極的な活用を推奨している:21.8%
・一部の業務で活用を推奨している:29.7%
・個人の判断に任せている:26.7%
・活用を禁止している:9.9%
・わからない/答えられない:11.9%
<中小企業(n=107)>
・積極的な活用を推奨している:3.7%
・一部の業務で活用を推奨している:11.2%
・個人の判断に任せている:55.1%
・活用を禁止している:3.7%
・わからない/答えられない:26.2%
■業務でのChatGPT活用場面、大企業・中小企業ともに「記事やレポートの作成・校正・添削」が最多
Q3で「積極的な活用を推奨している」「一部の業務で活用を推奨している」と回答した方に、「Q4.自社の業務において、ChatGPTをどのような場面で活用していますか。(複数回答)」と質問したところ、大企業(n=52)は「記事やレポートの作成・校正・添削」が69.2%、「長文の要約や概要の把握」が57.7%、中小企業(n=16)は「記事やレポートの作成・校正・添削」が81.2%、「ドキュメントの和訳や英訳」が37.5%という回答となりました。
<大企業(n=52)>
・記事やレポートの作成・校正・添削:69.2%
・長文の要約や概要の把握:57.7%
・ドキュメントの和訳や英訳:48.1%
・アイデアの言語化:44.2%
・スプレッドシートやドキュメントの整理:34.6%
・Webサイトの作成:32.7%
・バグの発見や修正:26.9%
・カスタマーサポートや問い合わせ対応:26.9%
・市場調査:26.9%
・スマホアプリの開発:25.0%
・求人票の作成:17.3%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
<中小企業(n=16)>
・記事やレポートの作成・校正・添削:81.2%
・ドキュメントの和訳や英訳:37.5%
・長文の要約や概要の把握:25.0%
・市場調査:25.0%
・Webサイトの作成:18.8%
・スプレッドシートやドキュメントの整理:6.2%
・スマホアプリの開発:6.2%
・アイデアの言語化:6.2%
・バグの発見や修正:0.0%
・カスタマーサポートや問い合わせ対応:0.0%
・求人票の作成:0.0%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
■ChatGPT活用のメリット、大企業・中小企業ともに「作業時間の削減につながる」が最多
Q3で「積極的な活用を推奨している」「一部の業務で活用を推奨している」と回答した方に、「Q5.ChatGPTを活用する中で、特にメリットとして感じていることを教えてください。(複数回答)」と質問したところ、大企業(n=52)は「作業時間の削減につながる」が71.2%、「コストの削減につながる」が57.7%、中小企業(n=16)は「作業時間の削減につながる」が75.0%、「コストの削減につながる」が56.2%という回答となりました。
<大企業(n=52)>
・作業時間の削減につながる:71.2%
・コストの削減につながる:57.7%
・アイディア ・発想のヒントとなる:48.1%
・ヒューマンエラーの防止につながる:40.4%
・専門的な知識の習得につながる:38.5%
・核となる仕事に時間を使うことができる:36.5%
・Webサイトのバグや不具合の解決ができる:26.9%
・その他:0.0%
・特にない:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
<中小企業(n=16)>
・作業時間の削減につながる:75.0%
・コストの削減につながる:56.2%
・ヒューマンエラーの防止につながる:43.8%
・専門的な知識の習得につながる:37.5%
・アイディア ・発想のヒントとなる:37.5%
・Webサイトのバグや不具合の解決ができる:12.5%
・核となる仕事に時間を使うことができる:0.0%
・その他:0.0%
・特にない:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
■活用禁止にしている理由、大企業は「情報漏洩や著作権等の観点への懸念」、中小企業は「人の手によるファクトチェックが必要」が最多
Q3で「活用を禁止している」と回答した方に、「Q6.自社の業務において、ChatGPTの活用を禁止している理由を教えてください。(複数回答)」と質問したところ、大企業(n=10)は「情報漏洩や著作権等の観点への懸念」が60.0%、「社内での活用ルールを明確にできていない」が40.0%、中小企業(n=4)は「人の手によるファクトチェックが必要」が50.0%、「情報漏洩や著作権等の観点への懸念」が25.0%という回答となりました。
<大企業(n=10)>
・情報漏洩や著作権等の観点への懸念:60%
・社内での活用ルールを明確にできていない:40.0%
・人の手によるファクトチェックが必要:30.0%
・使い方により精度が低くなる可能性への懸念:20.0%
・同業他社の動向を見極めている最中:0.0%
・オープンソースのツールであるため、サポートが限定的だから:0.0%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:30.0%
<中小企業(n=4)>
・人の手によるファクトチェックが必要:50.0%
・情報漏洩や著作権等の観点への懸念:25.0%
・使い方により精度が低くなる可能性への懸念:25.0%
・社内での活用ルールを明確にできていない:25.0%
・同業他社の動向を見極めている最中:0.0%
・オープンソースのツールであるため、サポートが限定的だから:0.0%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:25.0%
■「社内ルールの策定が必要になる」や「情報セキュリティの課題を解決してから普及を図る予定」なども禁止の理由に
Q6で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q7.Q6で回答した以外に、自社の業務において、ChatGPTの活用を禁止している理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)」と質問したところ、大企業(n=7)からは「社内ルールの策定が必要になる」や「情報セキュリティの課題を解決してから普及を図る予定」、中小企業(n=3)からは「分からないが社長が禁止を決めた」などの回答を得ることができました。
<大企業:自由回答・一部抜粋>
・62歳:社内ルールの策定が必要になる。
・59歳:情報セキュリティの課題を解決してから普及を図る予定。
・60歳:情報漏洩のリスク以外にありません。
<中小企業:自由回答・一部抜粋>
・59歳:分からないが社長が禁止を決めた。
■大企業の78.2%、中小企業の49.4%が「企業専用のChatGPT環境の構築システムを活用したい」
「Q8.あなたは今後、「企業専用のChatGPT環境」を構築できるシステムがあれば、自社の業務で活用したいと思いますか。」と質問したところ、大企業(n=101)は「非常にそう思う」が35.6%、「ややそう思う」が42.6%、中小企業(n=107)は「非常にそう思う」が16.0%、「ややそう思う」が33.6%という回答となりました。
<大企業(n=101)>
・非常にそう思う:35.6%
・ややそう思う:42.6%
・あまりそう思わない:9.9%
・全くそう思わない:3.0%
・わからない/答えられない:8.9%
<中小企業(n=107)>
・非常にそう思う:15.9%
・ややそう思う:33.6%
・あまりそう思わない:18.7%
・全くそう思わない:12.1%
・わからない/答えられない:19.6%
■システムに期待すること、大企業・中小企業ともに「機密性の高いデータ管理ができるシステム」が1位に
Q8で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q9.「企業専用のChatGPT環境」を構築できるシステムにおいて、具体的にどのようなことを望みますか。(複数回答)」と質問したところ、大企業(n=79)は「機密性の高いデータの管理が可能なシステム」が48.1%、「実務とマッチする業務運用支援」が45.6%、中小企業(n=53)は機密性の高いデータの管理が可能なシステム」が49.1%、「実務とマッチする業務運用支援」が45.3%という回答となりました。
<大企業(n=79)>
・機密性の高いデータの管理が可能なシステム:48.1%
・実務とマッチする業務運用支援:45.6%
・社内の情報を答えてくれるFAQシステム:43.0%
・情報漏洩のリスクが低減されたシステム:34.2%
・自社に特化したカスタマーサポート:32.9%
・操作性の良いシステム:29.1%
・自社サービスの営業代行:25.3%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:2.5%
<中小企業(n=53)>
・機密性の高いデータの管理が可能なシステム:49.1%
・実務とマッチする業務運用支援:45.3%
・社内の情報を答えてくれるFAQシステム:37.7%
・自社に特化したカスタマーサポート:34.0%
・操作性の良いシステム:32.1%
・情報漏洩のリスクが低減されたシステム:28.3%
・自社サービスの営業代行:20.8%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:3.8%
■まとめ
今回は、大企業(従業員数1000名以上)経営者・役員101名、中小企業(従業員数20名〜100名規模)経営者・役員107名を対象に、大企業/中小企業経営者のChatGPTに関する意識比較調査を実施しました。
まず、ChatGPTの活用経験について聞いたところ、大企業の56.4%、中小企業の32.7%がChatGPTの活用経験があると回答しました。具体的な活用の場面に関しては、「質問・調べ物」が最多となりました。次に、大企業の21.8%、中小企業の3.7%が「ChatGPTの積極的な活用を推奨している」と回答しており、大企業と中小企業での積極性に大きな差が現れました。ChatGPTの活用を推進している企業では、「記事やレポートの作成・校正・添削」の業務で活用されることが多く、「作業時間の削減に繋がる」などのメリットを実感していることが分かりました。
一方、一部ではChatGPTの活用を禁止している企業もあり、その理由としては「情報漏洩や著作権等の観点への懸念」や「社内での活用ルールを明確にできていない」などが挙がりました。そして、大企業の78.2%、中小企業の49.4%が「企業専用のChatGPT環境の構築システムを活用したい」と回答しており、ChatGPTに期待が寄せられていることが明らかとなりました。
今回の調査では、大企業と中小企業を比較した際に、大企業の方がChatGPTの業務活用に積極性を見せており、推奨するか禁止するかというルール作りについても、大企業の方が明確なルールを示しているケースが多いことが分かりました。大企業・中小企業に関わらず、将来的に企業専用の環境を整えたいという声が多く集まっており、今後、ChatGPTをどう業務に活用していくかが、業務効率化の重要な鍵となるのではないでしょうか。
■無料から始められるSaaS版も。DX・情報システム部門のGPT取り組み支援を最適なコストと最適な技術で提供
アルサーガパートナーズでは、自然言語処理の体験を実現するためにGPTの開発ソリューションに関して開発研究を進めてきました。
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参考:
・6月29日(木)【無料法人向けGPT】アルサーガパートナーズ、0円で始められる自社専用GPT『ARSAGA INSIGHT ENGINE』SaaS版の提供開始https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000090.000028308.html
・6月29日(木)【業界最安値GPT※】170万円〜企業独自のGPTを進化させる『ARSAGA INSIGHT ENGINE』エンタープライズ版を提供開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000089.000028308.html
少しでもご興味がありましたら、下記アドレスやHPからお問い合わせください。
問い合わせ窓口:arsagagpt_sales@arsaga.jp
HP問い合わせ:https://www.arsaga.jp/contact/
■アルサーガパートナーズ株式会社 について
アルサーガパートナーズは、「人をつくる、だからモノをつくれる」をビジョンに掲げ、日本全国のDX事業の成功をミッションとするワンストップ型のDXコンサルティング・開発パートナーです。自社内にコンサルティング・企画・デザイン・IT開発・保守運用まで、ITシステムの開発と運用に必要なすべての機能を包括しています。エンジニアが社員の8割を占める組織構成で、ユーザー企業と直接取引を行い、自社内開発をモットーとしており、適正なコストでのサービス提供を実現しています。「最高品質を最速で」をスローガンに、お客さまに寄り添うことでビジネスの成功をより確実なものへと導きます。
本社 :東京都渋谷区道玄坂一丁目12番1号 渋谷マークシティウエスト15階
熊本スタジオ:熊本県熊本市南区江越2丁目24-1
代表者 :代表取締役社長 CEO/CTO 小俣泰明
設立日 :2016年1月
資本金 :6億7,000万円(資本準備金含む、2022年7月現在)
社員数 :321名(SES含む、2023年6月末現在)
事業内容 :ワンストップ・DXソリューションパートナー事業
Web :https://www.arsaga.jp