社員インタビュー
アルサーガの「社長室」とはいったい、なに?
社員インタビュー
写真左から 星野(通称:ほしあみ)、才所
泰明さん(社長)からのリクエストで実現!「人をつくるアルサーガ。」連載第21回は、社長室の才所と星野の2人が登場!
アルサーガの社長室は、社長業務のサポートをメインに、経営陣とも深く関わるポジションです。
黒子に徹する機会が多いため、「秘書」と誤解されやすい部署でもあります。
そこで今回は社長室の2人に、アルサーガの社長室の具体的な役割や、社長との関係性など、これまで気になっていた社長室の実態について詳しく聞いてみました。
目次
1週間のミーティングが20本!社長室の役割とは?
――社長室の業務について教えてください。
星野:システム開発の相談窓口〜案件受注に関わる業務に携わっています。
主に、開発を検討しているお客様へのヒアリングやミーティング時の議事録の作成、企業マッチングサービスの案件相談窓口、提案書の作成を担当しています。
――ディレクターと連携していることが多いイメージです。
才所:企業マッチングサービスからの開発相談に関しては、ディレクターを含めたチームで管理しているので、連携して作業をしています。
企業マッチングサービスを通さず、直接開発依頼を頂いた場合は、ディレクターのアサイン調整からすることもあります。ディレクターの稼働状況を把握する必要があるので、ディレクターと頻繁にコミュニケーションを取っています。
――提案書は社長室がメインで作成しているのですか?
才所:メインで作成するものもあれば、社長室主導で担当者に依頼をし、各々で作成するものもあります。さらに、市場調査が必要な場合は、コンサルチームも加わります。
また、当社では初回ヒアリングを行ったお客様には、概算見積もりと提案書をほぼ100%提出しているので、案件のご相談が重なると、忙しくなることもありますね。
――なかなかハードなスケジュールですね。
才所:ピーク時には、1週間のミーティング数が平均で20本あり、そのうち初回ヒアリングが8割で、全てに提案書をつくる作業が付随していたこともあります。
――ヒアリングだけでほぼ1日終わってしまいますよね!?
才所:そう。作業する時間がないじゃんって!(笑)
星野:ミーティング以外で、空いている時間が30分しかないという日が、数日続いたこともありました。(笑)
才所:社長室は議事録を担当しているので、初回ヒアリング時は参加が必須ですが、受注につながった場合、その後のミーティングも引き続き参加することが多いんですよね。
――それでミーティングで1日埋まってしまうこともあるんですね。
――ほしあみさんは一時期とても分厚い本を読んで勉強していましたよね?
星野:少し法律の勉強をしていた頃がありました。契約書に問題がないかあらかた社長室で確認していたので。
今は顧問弁護士の方がリーガルチェックしてくださっているので、社長室でチェックすることはなくなりました。
――そんな専門外の業務までこなしていたんですね…!
才所:あとは、IPOのチーム体制が整うまで、お手伝いもしていました。
――体制立ち上げの仕事に関わることも多いのでしょうか?
才所:社長室は泰明さん(社長)と一番距離が近いこともあって、泰明さんが新しく考えた施策に参画することが多いです。
なので、Googleカレンダーに急に知らないミーティングが入っていることが多々あります。(笑)
――イレギュラーな業務も多いイメージです!(笑)
社長との仲の良さが垣間見える
――アルサーガならではと思う社長室の業務はありますか?
才所:泰明さんは次々に新しい企画を生み出す発想力豊かな方なので、それを可能な限り形にすることです。
――かなり至難の技のように思いますが…!(笑)
才所:全て実現していくのはさすがに厳しいので、厳選する対処法はあります。
星野:一度無視するんですよね?(笑)
才所:そう(笑)。ちょっと「うーん。」と思うアイディアのときは、一度無視してみます。そうすると、泰明さんが「そのまま忘れる」か「突然思い出す」のどちらかなので、それで泰明さんの中でどれくらい重要なのか量ります。
星野:リマインドされたときは、これは重要な件だから進めないと!となります(笑)。
――泰明さんとの関係が良いからこそできる技ですね!(笑)
才所:それで言うと、私たちは泰明さんとのミーティングに参加することが多いので、泰明さんの中で今一番優先したいことを把握できるようになりました。
先ほどお話した通り、泰明さんは新しいことを次々に生み出す方なので、優先したいことの移り変わりも早いんですよね。
星野:この前まで重要だと話していたことを、一ヶ月後には古いと言っていることは多々ありますね…! 最初はそのスピード感についていくのが大変でした。
――社長室が知る、泰明さんとの面白エピソードはありますか?
才所:最近だと、オフィス移転に伴い、泰明さんのいる社長会議室と私たち社長室の間にあるパーテションを開けない運用となり、会話に加われず寂しいみたいで、ガラス越しに目が合うだけで嬉しそうな顔をするのが仔犬みたいで面白いです(笑)。
星野:まるで「僕にも話しかけてくれるの?」と言っているかのように喜んでいるアクア(泰明さんの愛犬)みたいですよね!(笑)
(写真:泰明さんの愛犬 アクア)
才所:メンバーの皆さんはぜひ、泰明さんに話しかけに行ってあげてください(笑)。
あと、実は社長室の前任者が残した「泰明マニュアル」というものがあります!(笑) ここでは公開できませんが、とても面白いので希望者のみにお見せします(笑)。
――泰明さんの面白ネタは、終わりが見えなさそうなのでこの辺りでやめておきます(笑)。
陰から支える、見えない努力
――社長室は幅広い業務を担当していますが、ここが大変!と感じるところはありますか?
才所:泰明さんの発想を実現していくにあたり、経営陣とメンバーの間にいる存在でもあるので、社内調整が大変なときもあります。
経営陣の認識と現場の状況がマッチしないことが時々あり、お互いの要望を聞き、少しでも互いに納得できるような解決策を考えることを心がけています。
お互いの要望や状況が分かるからこそ、その中で調整していくことに毎回難しさを感じています。
星野:私は、泰明さんから「あれってどうなってるんだっけ?」と確認されることが多いので、日頃から十分に備えておかないといけないという意識があり、大変に感じることもあります。
自分が気をつけていることとして、議事録をとる時に、あまり重要ではなさそうな部分も細かく書くようにしています。
――たしかにほしあみさんの議事録とても分かりやすいです!私なんて自分で書いたもの後で読み返して理解できないこともあります…!(笑)
星野:私も以前はタイトルだけしか書いていなくて、後から読み返して全然分からなくて…(笑)
議事録の取り方が上手な雪下さん(ディレクター)にコツを聞き、会議中に録音アプリを使って録音することや、分かりやすく議事録を書くためのフォーマットを教えていただきました。あとは、いろんな人の議事録を見て学びました。
――偉い…!その場で文章化できる能力はすごいと思います!
星野:入社当初と比べると、IT開発の知識もついてきたので、議事録がとりやすくなったというのもあります。
初回ヒアリングのミーティングもたくさん参加しているので、この話がきたら次はこれと流れが分かってきたのは大きいと思います。
分からない単語があれば、とりあえず聞こえたままをひらがなで入力しておいて、会議の合間に調べる余裕も出てきました。
――すごい!それはタイピングも速くないとできないですね。
星野:タイピングも練習しました…!タイピング練習のソフトを使って昼休みにカタカタやっていました。
それまでは、人差し指と中指でしか入力できず、Enterキーは親指で押していたんですよね(笑)。
――親指でEnterキーはだいぶワイルドでしたねww
――そんな苦労がある中、どんな時にやりがいを感じますか?
星野:初回ヒアリングから携わっていることもあり、案件が受注できたときは大きなやりがいを感じます。
提案書の作成は社長室がメインで行ってはいますが、専門的な知識の部分に関しては、エンジニアやデザイナーの皆さんにご協力いただきながら作成しています。
皆の意見を落とし込んで作っている提案書なので、受注できたときはメンバーへの感謝の気持ちと、少しでも貢献できた嬉しさがあり、それがやりがいにも繋がっています。
――営業がいない当社では、提案書作りはとても重要な役割になりますね。才所さんはいかがですか?
才所:社長室は経営陣に近い状況にいるので、情報がいち早く入ってくることについて面白さを感じています。
泰明さんに限らず、取締役や外部顧問の方々と接する機会が多いので、他の企業のことやIT業界についての情報がたくさん入ってくるんですよね。勉強にもなるし、自社以外のことを知れるのも興味深く面白いです。
まるで家族のよう?経営陣との仲
――社長室は経営陣の方々と常に一緒なので、気が抜けないなどはないですか?(笑)
才所:いえ、近寄りがたいイメージがあるかもしれませんが、皆さん話すと優しいし面白いですよ(笑)。ほしあみはよくイジられてますよね?(笑)
星野:有休をいただいた次の日は、デスクにさんまのおもちゃが貼り付けられていたり、芝生で装飾されていたりします(笑)。
――やることが子どもみたいでかわいいですね!!(笑)
――社長室メンバーの仲良しの秘訣はありますか?
星野:移転してからは取締役も頻繁にランチへ行ってくれるようになりました!
才所:割と毎週ランチしてますね!ただ、このご時世なので、お一人様仕様のお店へ行くことが多く、席も個別だったりします(笑)。
――それでも一緒に行ってるのが逆に仲良し…!(笑) もはや家族みたいな関係性なんですね!
――本日はありがとうございました!
(写真=App Div 吉田、文=広報室 宮崎)
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