DX技術用語辞典

by Arsaga Partners

DOM

読み方: どむ

DOMとは

「Document Object Model」の略。日本語訳で「ドキュメントを物として扱うモデル」という意味です。HTMLなどの文章を扱うための手法の1つで、HTMLなどの各要素(aタグなど)を簡単に参照・制御ができます。現在ではほとんどのwebブラウザ(chromeやsafariなど)がこのDOMを採用しています。

DOMの特徴

  • Web上に読み込まれたDOMはブラウザの機能で簡単に確認する事ができる。
  • WEBページとプログラミング言語と繋ぐ
    →javascriptを記載する場合はscriptで挟んであげればOK。

歴史

1990年代後半:DHTML(ダイナミックHTML)が流行。DOMでできることが限られており、さらに,ブラウザの種類によって、利用方法が異なるという問題点があった。
1998年:Level1勧告:現在でも使われているHTMLの実装された時期。
2003年:Level2勧告:CSSが使えるように拡張された。
2004年:LEVEL3勧告:Java、PHPなどのプログラミングでもHTMLのようなDOMが使えるようにサポートするようになった。

豆知識

仮装DOM:
DOMが変更された後の状態を仮で定義する事。ページ遷移した時など変更前DOMと変更後(仮装)DOMとの変更箇所を見つけだし、その部分だけDOMを再構築します。これにより差分しか処理を行わないため処理速度が早くなります。

<執筆・監修>
アルサーガパートナーズ株式会社 DX技術用語集制作チーム フロントdivision

(2021年4月時点)